最近出された囲碁本

囲碁本は毎月5冊程度発行されています。今月はどんな本が出たかここでチェックしてください。最新順に掲載しています。


2009年12月の新刊本

評価:☆☆
この手の本は福井 正明九段の世界。3675円は高い。

評価:☆☆
今年、秀行が亡くなった。弟子の高尾紳路が選んだ秀行百名局。8400円は高い。

評価:☆
詳細不明。

評価:☆☆
華麗に厳しく攻めて碁敵粉砕。どうしてこの局面になったのか…その手順がわかる。アマが熱望していたリアル手筋の強化ブック。

評価:☆☆
敵陣をガラガラにして勝つ。どうしてこの局面になったのか…その手順がわかる。アマが熱望していたリアル手筋の強化ブック。

評価:☆☆☆
どちらから攻めるか、どこに打ち込むか、そもそも、相手の急所はどこか。実戦で100%現れる、中盤での戦い。アマチュアの皆さんの中には、ただ漠然と攻めてしまっている方も多いのではないでしょうか。本書では、実戦ではよく見かける形だが、どう打ったら良いのか分からない、という中盤の分岐点での考え方やテクニックを解説しています。「浮き石にする方法」「攻め合いのコツ」「効果的な攻め方」「打ち込みと消しのテクニック」など、すぐに実戦で役立つ戦いの思考法や手段が、156題の問題にぎっしり詰まっています。イチャンホ九段の攻撃法を身につければ、あなたの勝率は飛躍的にアップすることでしょう。

評価:☆☆☆
急所が一発でわかる! 大好評「ノータイム詰碁360」の手筋編、ついに登場! 本書は、シンプルで実戦的な手筋、全360題の問題集です。はじめは第一感で解けなくても、じっくりと読みを積み重ね、いつしかノータイムでピンとくるように感度を高めていただくことが狙いです。内容は、石を取る、守るなどの基本問題はもちろん、死活・ヨセまで、ありとあらゆる手筋が詰まっています。繰り返し練習すれば、急所がすぐにわかるようになり、驚くほど勝率がアップすることでしょう。


2009年11月の新刊本

評価:☆☆
あなたが負けるのは、形勢判断をしないからだ! 「形勢判断は、難しくて面倒くさい」と思われている方が多いと思います。しかし、実はとても簡単なのです。本書では片岡九段が、簡単に形勢判断ができる3つのポイントをやさしく解説しています。「戦うか、戦わないか」「模様をどう考えるか」など、一局のなかでは、迷う場面が必ず何度か出てきます。そんなときに、
(1)石の形・働き
(2)石の強弱
(3)地の比較
という、たったこれだけの形勢判断のポイントをおさえておけば、楽に次の一手を見つけることができるのです。地を数える必要など、ありません。本書で大ざっぱな形勢判断法を身につければ、あなたの勝率は大幅にアップするでしょう。

評価:☆☆
ルールを覚えたら、この一冊! 囲碁を打つには、「手筋」と「詰碁」は欠かせません。 「手筋」は、石を取るテクニック。覚えれば、相手の石をどんどん取れるようになります。「詰碁」は、石の生き死に。初心者・初級者がつまずきやすい分野ですが、実はとても簡単。慣れればぐんぐん強くなれます。 本書は、万波佳奈四段が「手筋」と「詰碁」を初歩から丁寧に説明します。問題は、基本手筋154題、基本詰碁164題と盛りだくさん。本書を繰り返すだけで、あっという間に初級者卒業です。

評価:☆
詳細不明。

評価:☆☆
昔出た本のマンガ・バージョンだと思う。

評価:☆☆
日本棋院関西総本部所属。3月30日生まれ。山口県出身。13歳囲碁を始める(翌春に碁会所デビュー)。15歳大阪府高校囲碁大会で優勝。全国高校囲碁選手権戦近畿地区大会優勝。全国大会に出場(2回戦敗退)。日本棋院関西総本部院生となる。17歳プロ棋士としてデビュー。新鋭トーナメント戦準決勝進出、棋聖戦各段戦準決勝進出数回。碁聖戦、新人王戦、NEC杯俊英戦の本戦に進出など活躍。42歳八段昇段と同時にトーナメント戦から引退、普及活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

評価:☆☆☆
どんどん解いて強くなる。世界チャンピオンを育てた最強ドリル。中盤の戦闘力を磨く。
韓国棋院囲碁ドリルは勉強になる。プロ棋士を育てる囲碁教室には必携の本。


2009年10月の新刊本

評価:☆☆
自他ともに認める囲碁界きっての遊び人、武宮正樹九段。「囲碁の勉強は一日5分、ダンスは一日3時間」というほど、今はダンスに夢中。しかし58歳の今年、NHK杯準優勝、本因坊リーグ入りと、囲碁の成績は絶好調。この強さの秘密は何なのか!? 本書では、「楽しく生きて碁も強くなる」ための、武宮九段とっておきの発想法をお伝えします。囲碁が強くなるための考え方はもちろん、「ピンチそのものより平常心を失うことが危険」「考えすぎて、良くなる事はない」など、勝負と遊びの達人ならではの人生にも通じる思考法を、囲碁と日常生活の例を用いながら、わかりやすく伝えます。

評価:☆☆
あなたの石の形、ゆがんでいませんか?基本手筋からヨセ、死活の筋まで、すぐに役立つ270題を掲載。眺めるだけで、筋がぐんぐん良くなる一冊。

評価:☆☆
あっと驚く秘術で石を取る。どうしてこの局面になったのか…その手順がわかる。リアル手筋で勝率アップ。

評価:☆☆
定石を自在に使って序盤大優勢。どうしてこの局面になったのか…その手順がわかる。リアル手筋で勝率アップ。

評価:☆☆
昔出た本のリニューアル版か。

評価:☆☆
日本棋院東京本院所属の女流棋士。1974年7月28日生まれ、沖縄県宮古島市出身。15歳で時本壱九段の門下生となり、日本棋院院生となる。その後、囲碁のプロとなる。1997年、第16期女流本因坊戦で初タイトルを獲得し、6年3ヶ月のタイトル保持、女流史上最長記録を達成。2004年、通算200勝を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

評価:☆☆☆☆☆
現在日本囲碁界で注目を集めているのは、20歳の天才棋士・井山裕太である。2005年、16歳で阿含桐山杯全日本早碁選手権で優勝、2008年には名人戦リーグを勝ち抜き、名人位に挑戦するも、惜しくも3勝4敗で敗れる。そして2009年、2期連続で名人戦挑戦に躍り出た。6歳のときから、井山の才能を見抜き、門下生に加えた、師匠・石井邦生九段が井山の成長の過程と強さの秘密を解剖、解説する。

評価:☆☆☆
どんどん解いて強くなる、世界チャンピオンを育てた最強ドリル。死活の筋と形を磨く。
韓国棋院囲碁ドリルは勉強になる。プロ棋士を育てる囲碁教室には必携の本。

評価:☆☆☆
英語の囲碁入門書。外国人必携。

評価:☆☆
平野正明七段。日本棋院棋士。盤上で起こるにらみ合い、すき探し、戦い、死活等、それぞれの場所に必要なのは、どのようなパターンか、どう対処するのがベストか(第一感の感覚)の確認です。感覚(第一感)を中心に解説。


2009年9月の新刊本

評価:☆☆
囲碁をはじめたばかりで、わからないことばかり。そんな初心者・初級者のありとあらゆる疑問に、万波姉妹がやさしく、楽しくお答えします。「ノビ・ハネ・トビの違い」「サルスベリの止め方」など初級者が必ずつまずくポイントはもちろん、「接近戦に強くなる方法」「模様の考え方」といった、知るだけであっという間に強くなるコツから効果的な勉強方法まで、140の質問に、万波佳奈四段、奈穂二段が丁寧にお答えしています。 何かわからないことがあったら、すぐに本書を見てください。囲碁がより強く、そしてより楽しくなることは間違いありません。

評価:☆☆☆☆
囲碁を専門になりわい(生業)とする棋士、つまりプロが存在するのは日本だけではありません。いまや中国、韓国、台湾にもプロが存在します。いずれの国・地域でもプロとアマとの間には、実力に格段の差があります。そこで「プロは並の人とは違う存在」と考える人々が少なくありません。本当にそうなのでしょうか?いえいえ、プロも人の子です。ひとたび碁盤の前を離れると、悩み多い人間の一人です。そのような棋士たちの痛快エピソードが、意外な素顔が、機関銃のように息もつかせず次から次へと展開します。うーんと感心したり、「そうなのか!」と、思わず手をたたいてみたり...... あなたの抱いている"囲碁棋士に対する常識"がものの見事に覆ることを疑いません。囲碁界のウラもオモテも知りつくした練達の新聞記者の筆は、読み始めたら最後まで本書を手放すことができないこと請け合いです。
荒谷さんの文章は常に人に優しい。読んでいるとプロ棋士が好きになる本。

評価:☆☆☆
どんどん解いて強くなる、世界チャンピオンを育てた最強ドリル。
韓国棋院囲碁ドリルは勉強になる。プロ棋士を育てる囲碁教室には必携の本。

評価:☆☆
ルールだけでなく、初歩の技術まで解説する。
昔出た本のリニューアル版。

評価:☆☆
『囲碁』誌上に開講した「読めばナットク、碁は手順なり」の講座をまとめて一冊に。主として手筋と連動する手順を扱っています。


2009年8月の新刊本

評価:☆☆
碁盤が違って見えてくる!「美人の石活用術」「石数での場の判断法」などの独自の理論を、苑田九段の実戦をもとに詳解。一手一手の意味が面白いほど分かるようになる一冊。

評価:☆☆
定石の基本はこの一冊!正しい定石手順、定石の使い分け方が身につく問題を繰り返し解いて、あっという間に棋力アップ。

評価:☆☆☆☆
幼少のころから囲碁に親しみ、プロを目指すが記者に転身した著者が説く、囲碁の驚異的な教育効果!囲碁を学ぶことで、子どもの脳と心がグングン育つ!漫画『ヒカルの碁』原作者ほったゆみさん、監修者梅沢由香里女流棋聖のスペシャル対談も収録。
子ども囲碁関連の本はつまらない本が多いが、これは好著。

評価:☆
本の値段(3,675円)が非常識。

評価:☆
7人の棋士の上達オムニバス。
錚々たるメンバーの割にはつまらない本。

評価:☆☆☆☆
プロ棋士の思考術 (PHP新書) (新書) 依田 紀基 (著) 2008/6/14
トップ囲碁棋士のなかでも、とくに優れた大局観をもつ著者が、プロとして勝ち続けるために必要な、ものの見方、考え方を明快に説く。布石、定石、手筋といった知識・技術の先にある囲碁の極意とは?幼少期から劣等生で、意志が弱く、誘惑に勝てなかった著者が、いかにして最強の囲碁棋士となったのか?「捨石の発想」「悪手が好手になるとき」「強さと弱さは同居する」「負けには理由が必ずある」―物事の本質を見抜く勝負師の言葉は、ビジネスにも人生にも通じる普遍性をもつ。
依田紀基の人となりが良くわかる好著。依田紀基研究には欠かせない。

評価:☆☆
依田流 並べるだけで強くなる古碁名局集 (マイコミ囲碁ブックス) (単行本(ソフトカバー)) 依田 紀基 (著) 2008/6/24
「歴代の棋士たちが命がけで残した棋譜は、熱気を感じます。たとえこの世を去ったとしても、棋譜のなかで生き続けていくのです」と、著者・依田紀基九段は話します。 本書は、依田九段が感動した古碁名局全32局を厳選した一冊です。本因坊家の棋士たちや呉清源師が命がけで残した熱闘譜を、依田九段の研究成果、感じたこと、長年の疑問などを中心に解説していきます。同時に、対局当時のエピソード、依田九段のエッセイなどもふんだんに盛り込まれています。 並べれば並べるほど強くなり、読めば読むほど感動する一冊です。
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評価:☆☆
張栩の詰碁―難しい詰碁を簡単に (MYCOM囲碁ブックス) (単行本) 張 栩 (著) 2006/07
級位者から高段者まで、幅広い棋力に対応した新システムを採用した、楽しみながら強くなれる究極の詰碁集。実戦、扇子、特選、難解、文字の各詰碁を堪能できる一冊。「詰碁ミニ知識」などのコラムも収録。
張栩の詰碁はいつも難しい。
最終更新日: 2009年12月27日