囲碁天元戦4強、若手が独占 |
【2021年7月12日(月) 朝日新聞(大出公二)】 囲碁の一力遼天元への挑戦権をかけた第47期天元戦本戦トーナメントは、1日に最後の準々決勝があり、本木克弥八段が山田規三生九段を破り、4強が出そろった。準決勝の組み合わせは本木―関航太郎三段、芝野虎丸王座―余正麒八段。いずれも初の天元挑戦をめざす10〜20代が4強を独占し、他棋戦と同じく、ここでも若手の台頭が鮮明に表れている。目を引くのは19歳の関。昨年に初タイトルとなる新人王を獲得してから急伸。七大タイトル初の挑戦者決定戦への進出をめざし、藤沢一就八段門下の兄弟子、本木との対決に臨む。
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