囲碁界最年少12歳プロの仲邑菫二段、同年代の五輪活躍に刺激 「自分もそうなれるように」 |
【2021年7月29日(木) ENCOUNT】 囲碁界最年少プロ12歳の仲邑菫二段と、国民栄誉賞棋士で32歳の井山裕太棋聖(名人・本因坊)が29日、東京・日本棋院で行われた非公式戦「第1期新竜星戦」の1回戦で対局。井山棋聖が中押し勝ちを収めた。「新竜星戦」は持ち時間各1分、1手打つごとに5秒加算される「フィッシャー方式」の早碁で、32人による勝ち抜き戦となる。対局後の会見に臨んだ井山棋聖は「大変注目される棋戦。何となく予感はしていましたけど(笑)」と注目された一戦に言及。番狂わせの置きやすい超早打ちの棋戦については「30歳を超えてだいぶ反射神経は衰えてきたなと思いました」と苦笑を浮かべ、敗れた仲邑二段も「けっこう練習したんですけど、練習よりも全然早く感じました」と話した。同年代で東京五輪で金メダルを獲得した13歳のスケートボード・西矢椛選手の活躍について聞かれると「すごいなと思います。自分もそうなれるように頑張りたいです」と仲邑二段。気になっている五輪競技については「卓球は結果とかは知ってます。自分が家でやったりしてたので。テレビがないので、YouTubeで見たりしてます」と話した。
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