初の挑戦権を獲得した一力遼天元8連勝でリーグ終える 7番勝負26日開幕 |
【2021年8月6日(金) 日刊スポーツ】 7月に河野臨九段(40)を下し、最終戦待たずに初の挑戦権を獲得した一力遼天元(碁聖=24)は、山下敬吾九段(42)に白番(後手)中押し勝ちし、8連勝でリーグを終えた。ほかの対局では安斎伸彰七段(35)が芝野虎丸王座(21)、許家元十段(23)が河野、本木克弥八段(26)が羽根直樹九段(44)をそれぞれ下した。この結果、安斎、河野とこの日対局がなかった余正麒八段(26)が陥落。許、羽根、山下、本木、芝野の残留が決まった。一力は名人戦初挑戦。井山との挑戦手合7番勝負第1局は26日、東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で開幕する。
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