囲碁対局中のスマホ所持はダメ、抜き打ち検査実施へ…判明なら反則負け |
【2021年8月10日(火) 読売新聞オンライン】 日本棋院は10日、スマートフォンなどの電子機器による不正防止のため、対局中に抜き打ちの手荷物検査を実施することを決めたと明らかにした。検査で電子機器の所持が判明した場合は、反則負けとなる。具体的な実施時期などは未定。囲碁のAI(人工知能)などが急速に進歩する中で、これまで日本棋院の対局管理規定で、棋士は対局前に電子機器を備え付けのロッカー等に預けることが定められており、違反すれば反則負けとなっていたが、棋院側は不正を未然に防止するため、さらに厳しい検査が必要だと判断した。
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