碁聖戦、井山裕太棋聖がタイトル奪取し四冠に…一力遼碁聖に白番中押し勝ち |
【2021年8月29日(日) 読売新聞オンライン】 囲碁の第46期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)、一力遼碁聖(24)と挑戦者・井山裕太棋聖(32)の第5局が29日に東京都千代田区の日本棋院で行われ、井山棋聖が180手までで白番中押し勝ちして、3勝2敗でタイトルを奪取した。井山新碁聖は4期ぶりの碁聖復位で、棋聖、名人、本因坊に加え、四冠となった。一力碁聖のタイトルは天元の一冠のみとなった。井山新碁聖は対局後、「かなり難しい内容だったが、勝った3局は自分なりにまずまず満足がいく内容にできた」と語った。
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