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藤沢里菜女流本因坊が防衛「苦しい場面多かった」
【2021年10月22日(金) 産経新聞
囲碁の第40期女流本因坊戦五番勝負(共同通信社主催)の第3局が22日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、藤沢里菜女流本因坊(23)が190手までで、タイトル初挑戦の星合(ほしあい)志保三段(24)に白番中押し勝ちし、シリーズ3連勝で防衛、通算5期目を獲得した。すべての女性棋士が出場できる女流棋戦のうち藤沢は今年、女流名人、女流立葵杯、扇興杯女流最強戦も制している。残る女流棋聖戦のトーナメントを勝ち抜けば、来年1〜2月予定の三番勝負で、謝依旻(しぇい・いみん)七段(31)に続く女流5冠独占の可能性が出てきた。藤沢女流本因坊は「苦しい場面が多くまだまだ未熟だが、結果はうれしい」と話した。


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