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井山裕太名人、第46期名人戦七番勝負に4勝3敗で2連覇達成「次に生かしていけたら」
【2021年11月6日(土) スポーツ報知(北野新太)】
 井山名人連覇 囲碁の井山裕太名人(32)=棋聖、本因坊、碁聖=に一力遼天元(24)が挑戦していた第46期名人戦七番勝負の最終第7局が5日、静岡県河津町で前日から打ち継がれ、井山名人が129手で黒番中押し勝ちしてシリーズ4勝3敗でタイトルを防衛、2連覇を達成した。今年の本因坊戦では芝野虎丸王座に1勝3敗のカド番から逆転防衛。一力碁聖(当時)に挑戦した碁聖戦五番勝負でも1勝2敗から逆転奪取。再び土俵際で強さを見せた井山名人は「結果が出たことはよかったが、シリーズを通して反省点や課題が見えたので少しでも次に生かしていけたら」と淡々と激闘を振り返った。初の名人位獲得はならなかった一力天元だが、来年1月開幕の棋聖戦七番勝負でも井山棋聖に挑戦する。時代の覇権を懸けた両雄の戦いは続く。


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