岐阜市長選に土田正光氏が出馬表明 選挙戦見通し |
【2021年12月1日(水) 岐阜新聞Web】 任期満了(来年2月23日)に伴う岐阜市長選(1月30日告示、2月6日投開票)で、日本棋院岐阜支部理事で囲碁棋士の新人土田正光氏(77)=同市金竜町=が30日、無所属で立候補すると表明した。土田氏は市内で記者会見し「政治不信が最高潮に達している。無投票はおかしい」と出馬理由を説明。公約に関し「長良川と金華山をアピールし、柳ケ瀬を遊びの楽しいまちにして観光客を増やす」などと語った。土田氏は岐阜市出身で、旧明郷中を卒業。1957年に日本棋院の院生、79年に九段となり、2005年に引退した。19年の県議選、今年10月の衆院選に出馬し、いずれも落選した。市長選は現職の柴橋正直氏(42)=1期目=が無所属での立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。共産党などでつくる政治団体「清潔で住みよい革新岐阜市政をつくる会」も候補者擁立を模索している。
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