アマ本因坊の平岡聡さん、日本代表に 世界アマ囲碁選手権に出場 |
【2021年12月4日(土) 毎日新聞(武内亮)】 来年中国で開催予定の「第42回世界アマチュア囲碁選手権戦」の日本代表を決める対局が4日、東京都千代田区の日本棋院で行われた。「第67回全日本アマチュア本因坊決定戦」(毎日新聞社など主催)優勝の平岡聡さん(51)と、「第15回朝日アマチュア囲碁名人戦」(朝日新聞社など主催)優勝の大関稔さん(27)が対局し、平岡さんが233手で黒番中押し勝ちした。平岡さんが日本代表になるのは6度目。日本代表を決める予定だった「第20回囲碁アマチュア竜星戦」が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったための措置で、アマ本因坊とアマ名人が日本代表をかけて対決したのは初めて。平岡さんは終局後、「やるからには勝ちたい気持ちもあったが、この年なので楽しく打てればと思っていた。(世界アマ囲碁選手権戦は)できるだけ頑張りたい」と話した。
| |