仲邑菫二段が年明け初戦白星スタート 新人王戦予選決勝で勝ち初本戦入り |
【2022年1月6日(木) 日刊スポーツ】 囲碁の史上最年少プロ、仲邑菫二段(12)が年明け初戦を白星で飾った。6日、名古屋市の日本棋院中部総本部で打たれた第47期新人王戦予選決勝で、西岡正織三段(23)に263手までで黒番(先手)中押し勝ち。この棋戦で初めての本戦入りを果たした。男女混合の棋戦での本戦入りは、20年の広島アルミ杯若鯉戦に次いで2回目となる。混戦を制した仲邑は、「途中相当負けていると思っていました。いろいろとつぶれそうだったはずですけど、振り替わりになっていい勝負だと思いました」と振り返った。本戦に向けて、「すごい楽しみです」と語った。敗れた西岡は昨年、二段の賞金ランキングで2位となって同日付で三段に昇段したばかり。「ずっとわけがわからない難しい戦いが続いていた。終盤、まぎれていけるかなと思ったけど、最後は読み負けてしまいました」と、昇段初戦での黒星に残念そうだった。
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