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知念かおり六段&一力遼九段組が優勝「久しぶりに大きな賞状」プロ棋士ペア碁選手権
【2022年2月13日(日) 日刊スポーツ(赤塚辰浩)】
男女の囲碁棋士がペアとなって優勝を争う「プロ棋士ペア碁選手権2021」決勝が13日、東京・市ケ谷「日本棋院」で打たれた。対局は知念かおり六段(47)・一力遼九段(24)組が牛栄子四段(22)・井山裕太5冠(棋聖・名人・本因坊・王座・碁聖=32)組を下した。二転三転する激しい攻め合いの末、牛・井山組の失着を逃さず、押し切った。優勝ペアは次回、優先出場となる。ペア碁としては、知念は1996年(平8)に結城聡八段と組んで以来の制覇。「久しぶりに大きな賞状をもらいました」と笑った。一力は19年に藤沢里奈女流本因坊と組んで以来の優勝となる。現在、井山と棋聖戦7番勝負の真っ最中。2勝1敗で来週、第4局(18、19日、甲府市)を迎える。「いいイメージを持って臨めるので良かった」と話した。パートナーからも「(棋聖戦)応援してます」と声を掛けられ、笑顔を見せていた。


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