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一力遼九段がNHK杯連覇
【2022年3月13日(日) 河北新報
 13日に放送された囲碁の第69回NHK杯決勝戦で、仙台市出身の一力遼九段(24)が高尾紳路九段(45)に253手で白番半目勝ちし、連覇を果たした。優勝は3度目。一力九段は2015年以降、NHK杯決勝に6回進出し、優勝3回、準優勝3回。獲得タイトル数はこれで碁聖や天元などを含め計15となった。現在、井山裕太棋聖(32)=名人、本因坊、王座、碁聖と合わせ五冠=と第46期棋聖戦7番勝負(読売新聞社主催)を争い、3勝3敗のタイ。17、18の両日、京都市の仁和寺で打たれる最終第7局を控えている。

■「半目残ったのは幸運」

一力遼九段の話 決勝戦は難しい碁で半目残ったのは幸運だった。持ち時間のないテレビ囲碁は踏み込む展開になることが多く、自分の棋風に向いていると感じている。


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