青葉囲碁サロン、仙台・本町にオープン 一力遼棋聖も祝福 |
【2022年7月3日(日) 河北新報】 新型コロナウイルスの影響で、仙台市中心部の碁会所が相次いで閉所する中、新たな碁会所「青葉囲碁サロン」が3日、青葉区本町のやまふくビルにオープンした。プロ棋士の一力遼棋聖(25)=仙台市出身=が幼少期に腕を磨いた近くの碁会所「仙台本町囲碁俱楽部(くらぶ)」が6月末に閉所したため、県囲碁連盟が後継施設の確保を模索していた。同連盟の笠原嘉洋理事長(79)がオーナーとなり、青葉囲碁サロン開設にこぎ着けた。席数は60席。初日は本町囲碁俱楽部から会場を移す形で月例大会を開き、アマチュア高段者ら約40人が盤上の戦いを楽しんだ。一力棋聖から贈られた祝福の花が会場を彩った。今後は囲碁教室の開催や各種大会の運営も担う見通し。笠原理事長は「東北一の碁会所にしたい」と話した。利用料は1000円。連絡先は青葉囲碁サロン022(724)7765。
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