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一力遼九段、井山裕太九段が中国団体リーグ戦「甲級リーグ」に参戦 世界でも最高峰の囲碁リーグ
【2022年7月29日(金) 日刊スポーツ
 日本棋院は29日、一力遼九段(25)と井山裕太九段(33)が中国団体リーグ戦「甲級リーグ」に参戦すると発表した。一力は「上海清一青年チーム」に参加する。出場日は未定。井山は「浙江浙商証券チーム」の所属で、8月3〜11日の第1ラウンドへの出場を予定している。このリーグは1975年(昭50)から始まった地域団体リーグ戦。中国、韓国を中心にトップ棋士が集まる。1部と言うべき甲級以下、乙級(2部)、丙級(3部)で構成される。サッカーのスペイン、イタリア、ドイツあたりのプロリーグのような、世界でも最高峰の囲碁リーグ。ここから声をかけられるのは、世界で実力を認められた証拠でもある。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、インターネットによるオンライン対局となる。日程、対局数については、国内での対局日程や所属チームとの調整によって決まる。女子リーグもあり、今年は仲邑菫二段(13)が乙級「福建博思軟件」に入った。2年前には牛栄子扇興杯(23)が同級「中国棋院杭州分院」に加わった。4年前には藤沢里菜女流本因坊・女流名人(23)が甲級「河北」のメンバーに入っている。


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