史上最年少棋士・囲碁の藤田怜央初段 プロ3戦目 優位に進めるも終盤“大失着” 初勝利はお預けに |
【2023年1月17日(火) 関西テレビ】 史上最年少で囲碁のプロ棋士になった藤田怜央初段が、公式戦初勝利をかけて3度目の挑戦をしました。史上最年少の9歳4カ月でプロ棋士になった大阪出身の藤田怜央初段(9)は17日、初勝利をかけて十段戦の予選に挑みました。大阪府出身の実力派・西村仁初段(17)と年の差8歳の勝負です。藤田初段は序盤から積極的に攻め、優位に戦いを進めます。
「優勢だと思います」「AIを見たら、黒(藤田初段)が70パーセント、白(西村初段)が30パーセントくらい」
しかし、午後3時すぎ… 「いま(藤田初段は)ここに打ったんですけど、大失着(間違った手)になる可能性が高い」
最後の最後に大きなミスが出ました。5時間半を超える大接戦の末、最も僅差の「半目差」で藤田初段は敗北しました。
「そうですね、運が良かったです。(相手は)9歳にしては、とんでもない実力だと思います」
(Q終わりの方いいと思ってた?良くないと思ってた?) 「いいと思ってた」 (Q感想は)「・・・」
藤田初段は最年少勝利記録をかけて、1月末に名人戦の予選に臨みます。
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