大関稔
オオゼキ ミノル
Ozeki Minoru
1995年?月??日生れ

日本出身
アマ?段。専修大商学部。
棋風:
渾名:

写真
【2017年4月13日 朝日新聞(高木和男)】
専修大商学部(川崎市多摩区)の3年生、大関稔さん(22)が、2月の世界学生囲碁王座戦で連覇を達成するなど、アマチュア囲碁界のスターとして活躍している。一時はプロ棋士を目指したが、今後はアマとして挑戦していくという。大関さんは昨年、全日本学生本因坊決定戦、全日本学生王座戦に優勝。さらに全日本アマチュア本因坊決定戦でも優勝し、文字通りアマのトップに君臨している。世界学生囲碁王座戦は2月21、22日に東京都内で開催。日本、中国、台湾、米国など12か国・地域の代表が参加。大関さんは地史上初の連覇となった。大関さんは横浜市生まれで今も住む藤沢市内に転居して育った。7歳から囲碁を始め、平塚市内の囲碁教室や藤沢市の碁会所で腕を磨いた。棋風は「攻守ともバランスを重視する」という。プロを目指した時期もあったが、現在はアマに一本化している。囲碁の魅力については「打ち手によって色々な攻め方があり、そのどれにも最善がないこと。好きなように自分の世界を作ることができるのが楽しい」という。インターネットの対局サイトで中国や韓国のプロと対局して力を付けてきた。学業との両立を図り、アマとして活動を続ける。今後の抱負については「多くのタイトルに挑戦した」と語る。

【2017年1月17日 毎日新聞東京朝刊(中村智佳子)】
第54回プロアマ本因坊対抗戦 二子・大関稔−井山裕太本因坊 第2譜
大関さんは棋士を目指していた元院生。今は、専修大学に通っている。師匠の小島高穂九段は「小さい頃から、うちに通っていました。強かったのだけど、入段予選を抜けられなくて。今は、ノビノビと打っているね。あの頃よりも強くなったかな」と語った。 学生の全国大会では無敵を誇る大関さん、一番大変なのは県大会だという。大関「今回のアマ本因坊戦は実は県大会で負けています。学生本因坊になったのでシードされて全国大会に出場できました。県大会で負けたのにアマ本因坊とは不思議な気分です。神奈川の代表は2人です。今の神奈川は、とてもレベルが高い。代表枠がさらに増えないかな」