羅洗河 ラ・センコウ 罗洗河 Luo Xihe ルオ・シーヘ | 1977年11月23日生れ 湖南省出身 | |
1989年入段(12歳)。1990年二段。1991年三段。1992年四段。1994年五段。1996年六段。1998年七段。1999年7月八段。2002年7月九段(24人目)。 10歳で国家少年隊入隊。「七小龍」の一人。2003年8月21日梁雅弟二段(当時)と結婚。 | ||
棋風: 渾名:小ぶたチャン | ||
タイトル獲得数:5個(うち世界タイトル:1個) 2006年7月(19期)CCTV戦優勝(28歳) 2006年1月(10期)三星火災杯戦優勝(28歳) 2000年NEC杯戦優勝(23歳) 2000年全国個人戦優勝(23歳) 1994年(第6回)棋王戦挑戦者決定戦準優勝(17歳) 1994年新秀杯優勝(17歳) 1992年全国個人戦8位(15歳) | ||
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【「囲碁梁山泊」2006年春号 「中国碁界あれこれ」(成田勝)】 1977年湖南省衝陽市に生れ、アマ強豪の父親は5歳から碁を教え始めた。たちまち頭角を現して小神童誕生となった。当時湖南省の体育委員会・李夢華主任(後の体育大臣)が、育成のためにと、1日当り1元強の訓練費を支給した。このとき父親の月収は45元だったそうである。 1984年、父親は湖南の名棋士・過タ生が推薦する国家チームコーチの羅建文に会うため6歳の羅洗河を連れて北京に出た。陳祖徳と羅建文は9子で打ち非凡な才能を認めた。羅建文は羅洗河を内弟子として育てた。二段ベットの上段に10歳の実息、下段に6歳の羅洗河、羅夫婦はソファベットに寝たそうである。この生活は羅洗河が10歳で国家少年チーム入りし、合宿生活に移るまで続いた。 少年チームの同期には常昊、周鶴洋、王磊などがいる。このとき羅洗河に付けられたニックネームが小猪(こぶた)ちゃん。常昊は鴨子(かものこ)。上海で行われた神童杯に参加したとき、主催者の華東師範大学が知能テストをしたところ、羅洗河は164。10歳の常昊は138であった。ちなみに李昌鎬は10歳の時130だったそうである。 |