青木喜久代 あおき きくよ Aoki Kikuyo | 1968年5月24日生れ 東京都出身 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
菊池康郎門下。1980年(第1回)小学生名人戦第4位。1981年院生。1986年入段。2000年9月八段。 青木紳一九段は実兄。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
棋風: 揮毫:道 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タイトル獲得数:12個(うち世界タイトル:0個)
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2001年1月1日以降国際棋戦成績=8勝8敗(対韓国:3勝3敗、対中国:3勝4敗、対日本:0勝1敗、対他:2勝0敗)
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【2006年3月27日 朝日新聞「棋士快声」(荒谷一成)】 小山栄美女流名人を破って4期ぶりに返り咲いた。小山さんはともに神奈川県藤沢市に住んでいた。少女時代からのライバルだ。母親となった今は、ママさん棋士の研究会で研鑚を積む仲である。「子供が急に熱を出したり、幼稚園の行事と重なったりで、集まりが良くなくって」 元アマ名人・菊池康郎さん主宰の緑星囲碁学園出身。10歳ばかり下に山下敬吾棋聖や加藤充志八段らがいた。「緑星の長女」は多士済々の「弟たち」の思い出を率直に語る。「山下君はひねくれ者で頑固者。加藤君はのらりくらりしていて、訳わかんない子供でした。溝上知親八段は納豆ばかり食べる変な面はあったけれど、結構普通ではあったです」 どんな話題でも発言はさっぱりしている。つい最近まで大体5時間だった対局の持ち時間が、国際戦に合わせて今やほとんど3時間に縮められたことについて、「3時間では布石で工夫する余裕がなく、碁は短調になりがち。手所が良く見える若い棋士ほど有利です。一部は5時間に戻して欲しいし、3時間ならば週1回では物足りないので、2、3局打ちたいです」 棋風の自己分析は「厚い碁が好きで、地に甘くなりがち」。銀行員の夫は帰宅が遅く、夫婦の会話は夜半になりがちという。長女は4月から小学校1年、次女は幼稚園の年中組だ。「棋士の世界は狭い。子供は伸び伸び育てたいので、棋士にはしない」 【2005年6月13日 共同通信】 青木喜久代八段が6月13日、東京都千代田区の日本棋院で行われた第15期竜星戦予選で三王裕孝九段に勝ち、女流棋士史上最年少となる37歳0カ月で公式戦通算400勝(309敗4持碁)を達成した。400勝は同史上6人目。 これまでの最年少記録は小川誠子六段の48歳0カ月。入段から19年2カ月での達成は女流棋士最速で、400勝時の勝率5割6分4厘も同史上1位となった。 |