梶原武雄 かじわら たけお Kajiwara Takeo | 1923年2月25日生れ 新潟県佐渡郡出身 | |
1937年秋入段。1965年九段。2000年3月引退。2009年11月28日死亡。辛辣な批評が持ち味で、梶原語が有名。通算成績:595勝458敗11ジゴ。 藤沢秀行、山部俊郎と並んで「戦後派三羽烏」と呼ばれた。 | ||
棋風: 揮毫: | ||
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棋士の研究会やテレビの解説などで数々の長い説明を省いた略語を発し、梶原語として碁界に広まった。 オワ - 既に終わっているの意、序盤早々で優劣が着いたとされる時に使う アタタタ - 頭を叩くの意。石の伸びる方向を止められることの痛さを表現している カルサバ - 軽く捌く ゲイコマ - 芸が細かい スデオワ - すでに終わっている。スデマケ、スデコマ(すでに細かい)もある 外回り - 隅や辺の地を相手に与え、中央に石を向けた形。山手線の外回りから来ている ニイトビ - 二間トビ ニッピラ - 二間開き ヌル - ぬるい(緩い) べラデカ - べらぼうにでかい(大きい)。部分的に不利な形でも先手を取って大所に回る大局観を示す時に使う ムズ - 難しい局面 ヨロステ - 喜んで捨てる |