鈴木歩 すずき あゆみ 铃木步 Suzuki Ayumi | 1983年9月23日生れ 東京都出身 | |||||||||||||
岩田一八段門下。2001年入段。2001年8月二段。2002年9月27日三段。2007年4月6日四段(勝ち数=50勝昇段)。2010年2月1日五段(賞金ランクで昇段)。2011年1月1日六段(賞金ランクで昇段)。2016年??月??日七段(勝ち数=120勝昇段)。 2013年林漢傑七段結婚。 | ||||||||||||||
棋風: 揮毫:志気 | ||||||||||||||
タイトル獲得数:2個(うち世界タイトル:0個)
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2001年1月1日以降国際棋戦成績=0勝2敗(対韓国:0勝1敗、対中国:0勝1敗、対他:0勝0敗)
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【「囲碁講座」2003年1月号(高見亮子)】 碁を始めたのは5歳、保育園の年長組のとき。男の子とサッカーをしたり、外で遊ぶのが好きだった活発な女の子が自分から碁を始めたいと言い出した。すぐに近所の「岩田囲碁子供教室」に通い始め、岩田一八段に「アタリ」から手ほどきを受けた。「父が碁盤を持っていて、どうして興味を持ったかは覚えていないのですが、碁を始めたいと頼んで近所の岩田教室に連れていってもらいました」。当時、バレエ、ピアノ、水泳、英語、公文などたくさんの習い事をしていた。小学3年の時、初段になっていた歩さんに師匠が「1年間で4、5段になれるようだったら、プロを目指してみないか」と声がかかった。見事に「ノルマ」を達成すると、他の習い事は全部辞め、月曜日以外は毎日岩田教室に通った。教室には万波佳奈二段もいた。「佳奈ちゃんとは年も同じで実力も伯仲していて、お互いにライバルです」。 院生になって3年目、佳奈ちゃんが先に入段を決めると「お尻に火が付きました」。翌年女流枠で入段を決めた。「(男女一緒の)本戦での入段を狙っていたのですが、次点で終わって悔しかった」という。 プロになってからは岩田宅に通うほか、林海峰九段、宮沢吾朗九段、有村比呂司八段らの研究会にも足を運ぶ囲碁一筋の毎日を送っている。詰碁が大好きで林研究会では張栩七段に創作詰碁を出題してもらい「喜んで解いている」と顔を輝かせた。目指す棋士はと尋ねると「朴ヤ恩(パク・チウン)」(第1回トヨタ&デンソー杯で依田紀基九段を破った)と答えが返ってきた。「具体的な目標はありませんが、早く女流タイトルを獲りたい」という鈴木三段の目は世界に向いている。 |