宮沢吾朗 みやざわ ごろう Miyazawa Goro | 1949年11月29日生れ 北海道出身 | |
木谷実九段門下。1966年入段。1992年九段。 タレントのさかなくんはご子息。 | ||
棋風:素人好みの攻めの力戦派、武闘派。アマチュアに人気がある。 揮毫:躍動 | ||
1985年8月(第10期)新人王戦優勝(35歳) 1980年8月(第5期)新人王戦優勝(30歳) | ||
日本棋院の情報 | ||
【2011年6月4日 毎日新聞(三沢邦彦)】 本因坊戦第3局で立会人を務めた帯広市出身の宮沢吾朗九段(61)。自らの故郷で開かれた初のタイトル戦に「相手から学ぶ姿勢、言葉のいらない世界で友人にもなれる囲碁の持つ素晴らしさが見ている人たちにも伝わったと思う」と話した。宮沢九段は小学4年の時に碁を覚えた。近くの碁会所に通い有段者になると、小学6年の時、帯広を訪れた木谷実九段に才能を見いだされ、その年の暮れに神奈川県平塚市にあった木谷道場に入門。1966年に16歳で入段し、1980年には新人王戦で優勝。1992年に九段となり、2009年には通算800勝を達成している。最も伝統のある本因坊のタイトル。宮沢九段も「碁を始めて半世紀たった今でも目指している」と特別の思いを寄せる。熱戦を繰り広げた両棋士には「常に新鮮な気持ちで碁盤に向かう姿勢で一歩も引かない対局を見せてくれた」と健闘をたたえた。 【2009年6月18日 毎日新聞(金沢盛栄)】 宮沢九段は北海道帯広市出身。小学4年のときに碁を覚えた。近くの碁会所に通い、すぐに有段者に。1961年、小学6年の時に、帯広を訪れた木谷実九段に才能を見出された。同年暮れ、神奈川県平塚市にあった木谷道場に入門。プロを目指すことになった。1966年、16歳で入段。順調にキャリアを重ね、1980年、新人王戦で優勝した。1992年に名人戦リーグ、1995年、2001年に本因坊戦リーグ、2000年、2001年、2004年に棋聖戦リーグ入り。今年(2009年)は5年ぶりに棋聖戦リーグ入りを決めた。「昔に比べると、読みの早さ、正確さは落ちているかもしれない。ただ、いい意味で流せるようになった。勝負どころでガッといくように心がけています」 【2009年5月28日 日本棋院ニュース】 |