	玉井伸 ^{たまいしん} Tamai Shin	1990年7月3日生れ沖縄県出身
	菊池康郎門下。2005年4月1日入段。2007年8月21日二段(勝ち数＝30勝昇段)。2010年7月9日三段(勝ち数＝40勝昇段)。2014年11月28日四段(勝ち数＝50勝昇段)。
棋風：揮毫：

日本棋院の情報
【2004年12月15日　沖縄タイムズ】県囲碁界のホープ、玉井伸君(14)＝東京都中野区立第三中学校2年、西原町出身が12月14日、日本棋院のプロテストに合格、初段になった。中学生プロは県出身者では初めて。玉井君は｢食事と風呂の時間以外はすべて囲碁に打ち込んできた。努力が報われてうれしい、世界で活躍する棋士になりたい｣と抱負を語った。玉井君は11月初旬から始まった本選に1位シードで出場。1カ月以上続く18人による総当り戦を13勝4敗で勝ち抜き、プロテストに合格した。テストは予選を合わせ60人余りが参加し、上位2人が合格した。 8歳で囲碁を始めた玉井君は県内外のこども大会で活躍した。一昨年からは元アマ名人・菊池康郎さんが主宰する緑星囲碁学園に入門。内弟子の一人として修行を重ね、2003年4月に開かれた第6回全日本こども囲碁大会で初優勝を果たした。師匠の菊池さんは｢実力を順調に伸ばし、よく頑張った。厳しいプロの壁に突き当たることもあるだろうが、初心を忘れずに研さんを続けてほしい｣とまな弟子の成長を喜んだ。沖縄で指導した伊波行庸さんは｢うれしい知らせだ。沖縄では6人目のプロ。さらに活躍してほしい｣と話した。【2002年8月8日　琉球新報】日本棋院が主催する第23回少年少女囲碁大会の全国大会最終日は8月7日、東京・五番町の日本棋院会館で行われ、県代表の玉井伸君(東京・塔山小6年)＝沖縄県西原町出身＝が小学生の部で準優勝した。大会はトーナメント方式で行われ、小学生の部には47都道府県で勝ち抜いた99人が出場。玉井君は決勝で三重県代表の闇雲翼君と対戦したが、形勢にかかわらず持ち時間の45分を超えると負けになる大会ルールで敗れ、小学生名人の座を惜しくも逃した。玉井君は｢序盤がちょっと悪くて、中盤に盛り返したが、最後は時間がなくなった｣と悔しそうに振り返った。玉井君は父親の正幸さんの影響で小学2年から囲碁を始め、1年後にアマ初段、5年生でアマ六段となった。全国大会は3年連続出場。過去二回はいずれも16強に進出した。予選は県内で臨み、今年7月にプロ棋士を目指すため単身上京。都内の囲碁教室に住み込みで腕を磨いている。日本棋院がプロ棋士養成のために設置する院生になるのが当面の目標で、玉井君は｢できればすぐにでもなりたい｣と力を込めた。