大竹優 おおたけゆう Ohomote Takuto | 2001年11月14日生れ 長野県出身 | ||||||
日本棋院中部総本部所属。2016年1月1日入段。2017年8月25日二段(勝ち数=30勝昇段)。 | |||||||
棋風: 渾名: | |||||||
2016年12月31日現在通算成績=-勝-敗
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日本棋院の情報
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【2015年11月20日 信濃毎日新聞】 飯山市出身で、名古屋市東区の中学2年大竹優(ゆう)君(14)が今秋、囲碁の日本棋院中部総本部(名古屋市)の棋士採用試験に合格し、来春、プロ棋士としてデビューすることが決まった。小学5年の時から日本棋院中部総本部の院生として腕を磨いており、師匠の吉岡薫八段(55)によると、日本棋院で長野県出身者のプロが誕生するのは2007年の大沢健朗(けんろう)二段(駒ケ根市出身)以来。大竹君は「世界で戦えるトップ棋士になりたい」と夢を膨らませている。 大竹君は幼稚園の年長から小学4年まで飯山市で暮らした。小学校入学前に公民館で囲碁体験教室に参加して興味を持ち、近所の人に教わったりして腕を上げた。小学2年でプロ棋士になりたいと思ったという。小学4年で少年少女囲碁全国大会県代表選抜大会(県学校囲碁連盟、信濃毎日新聞社主催)の小学生の部Aクラスで優勝。父親の転勤で名古屋市に移った小学5年の春、日本棋院中部総本部の院生になって吉岡八段の門下に入った。中部総本部の休み(月曜日)以外は通い続け、自宅ではインターネットで中国や韓国の人と対局したり、詰め碁の問題を解いたりしている。今秋、計6人で争った採用試験の本戦は、1人と2局ずつ対戦(計10局)するリーグ戦。1人しかプロ棋士になれない難関を8勝2敗で突破し、「ホッとしている。とてもうれしい」と喜びをかみしめた。 吉岡八段は、大竹君を「碁以外に興味を持たず、碁に対する集中力がすごい」と評価。「来年、入段(プロの初段になること)すると、日本棋院では恐らく最年少。若者らしい碁を打ってほしい」と期待している。小学1、2年のころに大竹君を指導した日本棋院飯山支部顧問の深堀忠夫さん(86)=飯山市南町=は「練習の初日にこの子は強くなるだろうと思い、実際、途中で追い抜かれた。とてもうれしい」と話した。 |