朴永訓
ボク・エイクン
박영훈
朴永训
Park Yonghoon
パク・ヨンフン
1985年4月1日生れ

崔珪丙九段門下。1999年12月7日入段(14歳)。2000年9月22日二段。2002年1月24日三段。2003年2月8日四段。2003年12月11日五段(三星火災杯準優勝で昇段)。2004年6月28日六段。2004年7月5日九段(第17回富士通杯優勝で、29人目)。入段から5年2ヶ月での九段昇段は、九段昇段世界最短記録。
崔哲瀚九段、元晟湊七段とともに「子牛三銃士」と呼ばれる。
棋風:実利先行型。
渾名:少年王者、圍棋皇太子
タイトル獲得数:17個(うち世界タイトル:3個)
対局日棋戦名年齢コメント
2013年8月(17期)中韓天元戦優勝28歳非公式棋戦
2013年1月(17期)天元戦優勝27歳
2011年12月(第39期)名人戦優勝26歳
2011年8月(第2回)世界名人戦優勝26歳非公式戦
2011年4月(第12期)入神連勝最強戦優勝26歳
2010年11月(第38期)名人戦優勝25歳
2008年12月(第13期)GS加徳士杯優勝23歳
2008年5月(第19期)棋聖戦優勝23歳4連覇
2008年3月(第9期)入神連勝最強戦優勝23歳
2007年12月(第12期)GS加徳士杯優勝22歳
2007年(第20回)富士通杯優勝22歳
2007年4月(第18期)棋聖戦優勝22歳3連覇
2006年4月(第17期)棋聖戦優勝21歳
2005年10月(第1期)物価情報杯プロ棋戦優勝20歳
2005年5月(第16期)棋聖戦優勝20歳
2005年5月(第15期)新人王戦優勝20歳
2005年1月(第1回)中環杯優勝19歳
2004年(第17回)富士通杯優勝18歳世界戦初優勝
2003年(第8回)三星火災杯準優勝17歳
2003年(第16回)富士通杯出場17歳
2002年(第4回)農心杯代表16歳4連勝
2002年(第7回)LG杯準々決勝戦進出16歳
2002年(第15回)富士通杯準々決勝戦進出16歳
2002年(第4回)春蘭杯本戦出場16歳
2002年(第6期)天元戦優勝16歳初タイトル
2001年1月1日以降国際棋戦成績=63勝29敗(対日本:24勝9敗、対中国:26勝16敗、対韓国:4勝3敗、対他:8勝1敗)
対局日棋戦名勝敗対戦相手
2007.11.23第12回三星火災杯準決勝第3局古力九段(中国)
2007.11.22第12回三星火災杯準決勝第2局古力九段(中国)
2007.11.20第12回三星火災杯準決勝第1局古力九段(中国)
2007.10.09第12回三星火災杯八強戦韓尚勲初九段(韓国)
2007.09.06第12回三星火災杯第2回戦金起用三段(韓国)
2007.09.04第12回三星火災杯第1回戦李康六段(中国)
2007.08.15第3回中環杯準決勝戦朴正祥九段(韓国)
2007.08.13第3回中環杯2回戦河野臨九段(日本)
2007.08.12第3回中環杯1回戦王立誠九段(台湾)
2007.07.09第20回富士通杯決勝戦李昌鎬九段(韓国)
2007.07.07第20回富士通杯準決勝戦依田紀基九段(日本)
2007.06.04第12回LG杯1回戦趙治勲九段(日本)
2007.06.02第20回富士通杯八強戦周鶴洋九段(中国)
2007.04.16第20回富士通杯2回戦横田茂昭九段(日本)
2007.02.07第8回農心杯12局孔傑七段(中国)
2007.02.06第8回農心杯11局依田紀基九段(日本)
2006.11.27第8回農心杯10局陳耀Y五段(中国)
2006.11.26第8回農心杯9局高尾紳路九段(日本)
2006.11.25第8回農心杯8局彭筌七段(中国)
2006.09.08第11回三星火災杯2回戦常昊九段(中国)
2006.09.06第11回三星火災杯1回戦内迺偉九段(韓国)
2006.09.01第2回トヨタ杯準決勝戦張栩九段(日本)
2006.08.30第3回トヨタ杯八強戦常昊九段(中国)
2006.08.28第3回トヨタ杯2回戦楊士海八段(香港)
2006.08.26第3回トヨタ杯1回戦瀬戸大樹六段(日本)
2006.06.03第19回富士通杯八強戦周鶴洋九段(中国)
2006.05.15第11回LG杯1回戦古力九段(中国)
2006.05.03第5回CSK杯中国戦丁偉八段(中国)
2006.05.02第5回CSK杯台湾戦王立誠九段(台湾)
2006.05.01第5回CSK杯日本戦山下敬吾九段(日本)
2006.04.10第19回富士通杯2回戦羅洗河九段(中国)
2006.04.08第19回富士通杯1回戦山城宏九段(日本)
2006.03.11第6回春蘭杯戦1回戦陳耀Y五段(中国)
2005.10.19第6回国際新鋭対抗戦中国戦孔傑七段(中国)
2005.10.18第6回国際新鋭対抗戦台湾戦周俊勲九段(台湾)
2005.10.17第6回国際新鋭対抗戦日本戦羽根直樹九段(日本)
2005.09.28第10回三星火災杯1回戦胡耀宇七段(中国)
2005.08.14第2回中環杯1回戦王立誠九段(台湾)
2005.05.27第8回中韓新人王対抗戦第3局古力七段(中国)
2005.05.26第8回中韓新人王対抗戦第2局古力七段(中国)
2005.05.24第8回中韓新人王対抗戦第1局古力七段(中国)
2005.05.18第10回LG杯2回戦邱峻七段(中国)
2005.05.16第10回LG杯1回戦劉世振六段(中国)
2005.05.03第4回CSK杯中国戦孔傑七段(中国)
2005.05.02第4回CSK杯台湾戦周俊勲九段(台湾)
2005.05.01第4回CSK杯日本戦高尾紳路八段(日本)
2005.04.11第18回富士通杯2回戦王銘宛九段(日本)
2005.01.15第1回中環杯決勝戦王立誠九段(台湾)
2005.01.13第1回中環杯準決勝戦山下敬吾九段(日本)
2004.10.07第9回三星火災杯八強戦周鶴洋九段(中国)
2004.09.18第1回中環杯2回戦王銘宛九段(台湾)
2004.09.16第1回中環杯1回戦周俊勲九段(台湾)
2004.09.03第9回三星火災杯2回戦馬暁春九段(中国)
2004.09.01第9回三星火災杯1回戦山下敬吾九段(日本)
2004.07.05第17回富士通杯決勝戦依田紀基九段(日本)
2004.07.03第17回富士通杯準決勝戦劉昌赫九段(韓国)
2004.06.05第17回富士通杯八強戦張栩九段(日本)
2004.04.12第17回富士通杯2回戦山下敬吾九段(日本)
2004.04.10第17回富士通杯1回戦結城聡九段(日本)
2003.12.25第4回国際新鋭対抗戦中国戦胡耀宇七段(中国)
2003.12.23第4回国際新鋭対抗戦天津戦張学斌四段(中国)
2003.12.22第4回国際新鋭対抗戦日本戦張豊猷六段(日本)
2003.12.11第8回三星火災杯決勝第3局趙治勲九段(日本)
2003.12.09第8回三星火災杯決勝第2局趙治勲九段(日本)
2003.12.08第8回三星火災杯決勝第1局趙治勲九段(日本)
2003.11.05第8回三星火災杯準決勝第2局謝赫五段(中国)
2003.11.04第8回三星火災杯準決勝第2局謝赫五段(中国)
2003.10.15第8回三星火災杯八強戦山田規三生八段(日本)
2003.08.29第8回三星火災杯2回戦丁偉八段(中国)
2003.08.27第8回三星火災杯1回戦李侮O段(中国)
2003.04.14第16回富士通杯2回戦小林覚九段(日本)
2002.11.23第4回農心杯5局孔傑七段(中国)
2002.10.31第7回LG杯八強戦李世石三段(韓国)
2002.10.25第8回農心杯4局張栩七段(日本)
2002.10.24第8回農心杯3局常昊九段(中国)
2002.10.23第8回農心杯2局王立誠九段(日本)
2002.10.22第8回農心杯1局古力七段(中国)
2002.10.03第3回国際新鋭対抗戦日本戦溝上知親七段(日本)
2002.08.30第7回三星火災杯2回戦曹大元九段(中国)
2002.08.28第7回三星火災杯2回戦兪斌九段(中国)
2002.08.24第6回中韓新人王対抗戦第3局黄奕中六段(中国)
2002.08.23第6回中韓新人王対抗戦第2局黄奕中六段(中国)
2002.08.21第6回中韓新人王対抗戦第1局黄奕中六段(中国)
2002.06.01第15回富士通杯八強戦王銘宛九段(日本)
2002.05.18第4回春蘭杯戦1回戦趙治勲九段(日本)
2002.05.02第7回LG杯2回戦馬暁春九段(中国)
2002.04.15第15回富士通杯2回戦兪斌九段(中国)
2002.04.13第15回富士通杯1回戦胡耀宇六段(中国)
2002.03.23第1回CSK杯台湾戦王銘宛九段(台湾)
2002.03.22第1回CSK杯日本戦本田邦久九段(日本)
2002.03.19第1回トヨタ杯1回戦山下敬吾七段(日本)
2001.12.20第2回国際新鋭対抗戦日本戦鈴木嘉倫六段(日本)
2000.12.06第1回国際新鋭対抗戦韓国B戦趙漢乗四段(韓国)
2000.12.05第1回国際新鋭対抗戦日本戦金秀俊六段(日本)
2000.12.04第1回国際新鋭対抗戦中国戦牛雨田四段(中国)
韓国棋院の情報 LGSの情報
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【「週刊碁」(2007年7月23日号)】
4年前の第17回富士通杯に続いて2度目の優勝を果たした朴永訓は表彰式で「」日本に来る前日(7月4日)は母の誕生日。何をプレゼントしたらよいかと尋ねたら、富士通杯のトロフィーがほしいと言われた。それが果たせて嬉しい」と挨拶し、団塊の世代が多い解説会場からはヤンヤの拍手が起きた。
一日に10時間碁のことを考え、5時間は真剣に勉強している。ボクシングジムに通って体調管理も万全だ。朴永訓はヨセで定評があり、「小神算」と呼ばれている。今や李昌鎬の収束力を抜いて「ヨセは世界一」と言われる。すでに次々と頭角を現す十代新鋭に追われる立場。朴永訓は、戦いを避け実利を重視してヨセ勝負に持ち込む碁から、戦闘辞さずに改造中。韓国四強の座を守るのは楽ではなさそうだ。