金寅 キン・エン 김인 Kim In キム・イン | 1943年11月23日生れ O型 出身 | |
1958年10月入段。1962年木谷実九段に入門。1962年飛付き三段。1963年帰国。1964年五段。1974年八段。1983年4月6日九段(3人目)。 | ||
棋風: 渾名: | ||
1977年棋王 1976年覇王 1974年王位 1972年最高位 1972年王位 1971年最高位 1971年王位 1971年覇王 1970年王位 1970年覇王 1970年国手:6連覇 1969年王位 1969年名人 1969年覇王 1969年国手 1968年王位 1968年覇王 1968年国手 1967年最高位 1967年王位 1967年覇王 1967年国手 1966年王位 1966年国手 1965年覇王 1965年国手 | ||
韓国棋院の情報 | ||
【2007年2月24日 韓国・朝鮮日報】 金寅の囲碁界での呼称は「金寅国手」。棋風は"重厚"。とても重くて厚いという意味だが、対局姿勢や性格ともにぴったりの表現だ。1943年全南道出身。入門1年後に郡棋となり、3年後の1958年にプロ制度ができた。1963年3月渡日、世界最高の囲碁道場を運営していた木谷実師の家で1年8ヶ月間修業した。帰国直後‘渡日留学2号’金寅が‘1号’趙南哲の国手タイトルを奪い新しい時代が始まる。 1973年に最高位タイトルを10歳年下の゙薫鉉に奪われるまで10年余り無敵時代を謳歌した。特に1961年には90.9%(20勝2敗)の勝率を残した。年間勝率9割を達成した棋士は60年間の現代囲碁史上、金寅だけである。通算タイトル獲得数30個。タイトル戦自体が珍しかった時代だったことを勘案すれば超人的独占の歴史だった。 彼は石を投げるのが早いことでも有名だ。全盛期時代、内容が悪ければあっさり投了を宣言することはしばしばだった。こののために金寅は勝負師というより芸人に類別されたりする。書道にも造詣が深く、酒を誰より愛する酒仙でもある。昨年胃癌手術を受けた。 |