Re: 台湾棋院 ( No.1 ) |
- 日時: 2007/08/11 09:37
- 名前: 囲碁データベース <igoigo@jcom.home.ne.jp>
- 台湾には中国囲棋会(中國圍棋會)というプロ組織が1972年に発足した。しかしプロ棋士は棋戦収入だけでは生活が成立せず、ほとんどの棋士が兼業だった。2000年3月4日(中華民国暦89年)に台湾棋院が発足した。正式名は『台湾棋院文化基金会(台灣棋院文化基金會)』。英語名はTaiwan Chi Yuan Culture Foundation。中環集団社長の翁明顯が理事長となって、棋戦や囲碁の振興活動などを行っている。
ウィキペディア百科事典の情報
台湾囲碁界の状況1965年に23歳の林海峰が日本の名人になり、これを契機に爆発的な囲碁ブームが起こった。その後1980年にプロ棋士制度が発足した。発足時4名だったプロ棋士は1998年現在17名。プロの採用試験は行われない。アマ棋士は4棋戦の予選に参加でき、本戦に2回入ると自動的にプロ棋士になる資格ができる。台湾のプロは品位制を採用している。段位制における初段が九品で、二段は八品、三段は七品、…、九段が一品。昇品は棋戦の成績次第。棋戦の勝率が6割7分で一品昇格、8割だと二品昇格する。台湾のプロ棋士は学校の先生や自営業など他の仕事に就いている。トーナメント戦の数が少なく賞金・対局料が安い上、レッスンプロで生計を立てる伝統はない。トーナメント戦だけで生活できるのは周俊勲一品(1998年12月に三品から一品に飛び付き昇品)だけで、彼の年収は200万台湾ドル(約740万円)。 (囲碁クラブ 1999年4月号より) 台湾囲棋協会(理事長・沈君山)の秘書長・泰世敏氏(47)の話によると、台湾には海峰囲棋基金会(林海峰九段が創設。100万台元。)と応昌期基金会(応昌期氏が創設)の2つの囲棋基金があるとのこと。 2000年3月4日、台湾棋院文化基金会が創設された。中環集団社長・翁明顕氏が基金を拠出して、基金會理事長に就任した。台湾囲碁のプロ職業化に努め、10年以内に国際棋戦で優勝者を出すことを目指す。 台湾棋院の住所:台北市羅斯福路三段28号3楼捷運古亭ビル、電話:02-2365-6060
|
|