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韓国棋院
日時: 2006/09/16 21:49
名前: 囲碁全般   <igoigo@jcom.home.ne.jp>

韓国棋院とはどんなところですか。
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Re: 韓国棋院 ( No.1 )
日時: 2006/09/16 09:37
名前: 囲碁データベース  <igoigo@jcom.home.ne.jp>

韓国棋院は韓国囲碁の核心的役割を担っている。住所はソウル市成童具広益棟315、電話は3407-3800。



韓国の囲碁の歴史

第2次世界大戦以前は、朝鮮囲碁「巡将パドゥク」(事前に17個の石を置いて打ち始める互先置碁)が主流だった。第2次大戦直後の囲碁人口は3000人。戦後日本ルールが普及した。1995年現在囲碁人口は700〜1000万人と言われる(韓国の人口は4300万人)。韓国の囲碁情報源は従来は韓国棋院発行の囲碁月刊誌「Paduk」のみであった。1995年12月1日に世界初の囲碁専門テレビ局「Baduk-TV」がソウルに開局されたが、視聴率が第3位になるほどの囲碁ブームである。1996年には囲碁週刊誌「Paduk361」が創刊された。韓国の囲碁の本は、日本や韓国の著名棋士の打碁集や詰碁集が多く、ハウツー本は少ない。ほとんどがソフトカバーで、値段は5000〜8000ウォン(625〜1000円)。参考までに韓国の定食の値段が4000ウォン(500円)。
一方、北朝鮮では囲碁を資本主義の娯楽とみなし忌避してきたが、1980年代後半から知的スポーツとして積極的に推奨し始めた。1989年3月には 政務院 国家体育委員会傘下に囲碁協会(パトゥクヒョプフェ)を結成し、1990年には全国規模の囲碁大会を開催する等、囲碁の普及活動を始めた。1991年5月には国際囲碁連盟に加入し、日本で開催された第13回世界アマチュア囲碁選手権大会に参加する等、国際舞台にも登場するようになった。現在、北朝鮮の囲碁人口は1万名程度と推算される。


韓国棋院
the Hangook Kiwon (Korean Go Association)

1945年11月1日に趙南哲九段が中心となり「漢城棋院」が設立された。1954年に韓国棋院に改称。名誉理事長は趙南哲九段。1994年9月に移転して地下鉄「鐘閣駅」近くにある。

1945年11月 ソウル棋院創立
1947年4月 朝鮮棋院発足
1949年7月 大韓棋院発足
1950年6月 プロ棋士段位制度確立
1955年9月5日 韓国棋院創立総会、社団法人発足
1967年7月7日 定期刊行物「月刊囲碁」創刊
1967年1月5日 韓国棋院会館着工
1968年8月15日 韓国棋院会館開館
1968年8月21日 主務官庁が教育部から文化公報部に移管
1970年3月31日 社団法人解散
1970年4月2日 財団法人登記(ソウル地方裁判所第34号)
1978年12月20日 韓国棋院東部会館開館
1980年12月25日 主務官庁が文化公報部から芸術スポーツ部に移管
1994年9月29日 韓国棋院本院会館移転(広益棟)
2000年5月3日 (財)韓国棋院子会社・世界サイバー棋院(株)創立
2001年1月11日 第5代韓和甲総裁就任
2001年2月28日 第14代許東秀理事長就任
2004年3月25日 第15代許東秀理事長再任

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