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各国棋戦の持ち時間
日時: 2008/01/01 15:27
名前: プロ棋戦   <igoigo@jcom.home.ne.jp>

各国棋戦の持ち時間は何時間が主流ですか。
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Re: 各国棋戦の持ち時間 ( No.1 )
日時: 2009/01/01 15:07
名前: 囲碁データベース  <igoigo@jcom.home.ne.jp>

各国のプロ棋戦の持ち時間を調査してみた。(2009年1月1日現在)
国際棋戦の持ち時間は3時間制から1時間制に時間の短縮が進んでいる。持ち時間3時間超の棋戦があるのは日本だけ。韓国では持ち時間は3時間か2時間か1時間か10分かの3通り。中国では3時間か持ち時間なしの2通り。
持ち時間が長い碁と短い碁では全く別のゲームになるといわれる。持ち時間が1時間違うと碁は全く異質なものになる。国際棋戦で日本が勝てないのは日本のプロ棋戦の持ち時間が長いのが原因だといわれる。

2009年1月1日現在
持ち時間世界戦日本棋戦韓国棋戦中国棋戦
二日8時間制
棋聖戦挑戦手合、
名人戦挑戦手合、
本因坊戦挑戦手合


5時間制
棋聖リーグ戦、
名人リーグ戦、
本因坊リーグ戦


4時間制
十段戦(挑戦)、
天元戦(挑戦、本戦)、
碁聖戦(挑戦、本戦)、
王冠戦(挑戦、本戦)、
女流本因坊戦(挑戦、本戦)、
女流名人戦(挑戦、本戦)


3時間30分制


倡棋杯
3時間制[富士通杯戦(決勝、本戦)]
[トヨタ杯戦(決勝、本戦)]
[LG杯戦(決勝、本戦)]
[春蘭杯戦(決勝、本戦)]
十段戦(本戦)、
王座戦(挑戦、本戦)、
新人王戦(決勝、本戦)
国手戦、
女流国手戦
天元戦、
リコー杯、
名人戦、
西南王戦、
衢州欄柯杯
2時間30分制[中環杯(決勝、本戦)]


新人王戦
2時間制[三星火災杯戦(決勝、本戦)]
[大理杯(決勝、本戦)]
阿含桐山杯戦(本戦)
GSカルテックス杯、
名人戦(挑戦手合、リーグ戦)、
王位戦

90分制
阿含桐山杯戦(決勝)


1時間制[BCC杯戦]
[農心杯戦]
[正官庄杯]

天元戦、
棋聖戦、
女流名人戦、
女流棋聖戦

10分制
NECカップ
電子ランド杯、
十段戦、
物価情報杯、
入神連勝最強戦

5分制

KBS杯

持ち時間なし[テレビアジア杯]
NHK杯戦(決勝、本戦)、
竜星戦(決勝、本戦)、
女流棋聖戦(挑戦、本戦)

阿含桐山杯、
NEC杯、
招商銀行杯、
新秀戦、
棋王戦
(注)青色は国際棋戦
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Re: 七大棋戦の持ち時間 ( No.2 )
日時: 2008/01/01 15:07
名前: 囲碁データベース  <igoigo@jcom.home.ne.jp>

日本全プロ棋戦の持ち時間調査(2008年1月1日現在)
持ち時間が長い碁と短い碁では全く別のゲームになるといわれ、国際棋戦で日本が勝てないのは日本のプロ棋戦の持ち時間が長いのが原因だといわれる。そこで日本のプロ棋戦の持ち時間と国際棋戦の持ち時間を調べてみた。
3大棋戦以外の十段戦、天元戦、碁聖戦の本戦、挑戦手合の持ち時間は4時間になり、王座戦は持ち時間の本戦、挑戦手合は3時間になった。日本のプロ棋戦の持ち時間は各4時間が一般的。三大棋戦(棋聖戦、名人戦、本因坊戦)のリーグ戦は持ち時間5時間、挑戦手合は二日制各8時間という日本だけの特殊な形態である。一方、国際棋戦では3時間制が主流。この1時間の差が碁を異質なものにしているようである。

2008年1月1日現在
持ち時間世界戦日本棋戦
二日8時間制
棋聖戦挑戦手合、名人戦挑戦手合、本因坊戦挑戦手合
5時間制
棋聖リーグ戦、名人リーグ戦、本因坊リーグ戦
4時間制
十段戦(挑戦、本戦)、天元戦(挑戦、本戦)、碁聖戦(挑戦、本戦)、王冠戦(挑戦、本戦)、女流本因坊戦(挑戦、本戦)、女流名人戦(挑戦、本戦)
3時間制[富士通杯戦(決勝、本戦)][トヨタ杯戦(決勝、本戦)][LG杯戦(決勝、本戦)][春蘭杯戦(決勝、本戦)]王座戦(挑戦、本戦)、新人王戦(決勝、本戦)
2時間30分制[中環杯(決勝、本戦)]
2時間制[三星火災杯戦(決勝、本戦)][大理杯(決勝、本戦)]阿含桐山杯戦(本戦)
90分制
阿含桐山杯戦(決勝)
1時間制[農心杯戦][正官庄杯]女流最強戦(決勝、本戦)
10分制
NECカップ
持ち時間なし[テレビアジア杯]NHK杯戦(決勝、本戦)、竜星戦(決勝、本戦)、女流棋聖戦(挑戦、本戦)
(注)青色は国際棋戦
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Re: 七大棋戦の持ち時間 ( No.3 )
日時: 2006/05/14 15:07
名前: 囲碁データベース  <igoigo@jcom.home.ne.jp>

日本全プロ棋戦の持ち時間調査(2006年1月1日現在)
持ち時間が長い碁と短い碁では全く別のゲームになるといわれ、国際棋戦で日本が勝てないのは日本のプロ棋戦の持ち時間が長いのが原因だといわれる。そこで日本のプロ棋戦の持ち時間と国際棋戦の持ち時間を調べてみた。
最近十段戦の持ち時間が4時間に短縮され、碁聖、天元、十段が持ち時間が4時間になったが、日本のプロ棋戦の持ち時間は各5時間が一般的。三大棋戦(棋聖戦、名人戦、本因坊戦)の挑戦手合は二日制各8時間という日本だけの特殊な形態である。一方、国際棋戦では3時間制が主流。この2時間の差が碁を異質なものにしているようである。

2006年5月14日現在
持ち時間世界戦日本棋戦
二日8時間制
棋聖戦挑戦手合、名人戦挑戦手合、本因坊戦挑戦手合
5時間制
棋聖リーグ戦、名人リーグ戦、本因坊リーグ戦、新人王戦、王冠戦、女流名人戦
4時間制
十段戦、天元戦、王座戦、碁聖戦、女流本因坊戦
3時間制[富士通杯戦]、[トヨタ杯戦]、[LG杯戦]、[三星火災杯戦]、[春蘭杯戦]女流最強戦
90分制
阿含桐山杯戦
60分制
鶴聖戦、女流鶴聖戦
10分制
NECカップ
持ち時間なし[テレビアジア杯]NHK杯戦、早碁選手権戦、新鋭トーナメント戦、NEC俊英戦、竜星戦、女流棋聖戦
(注)[]は国際棋戦
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Re: 七大棋戦の持ち時間 ( No.4 )
日時: 2006/05/14 11:32
名前: プロ棋戦  <igoigo@jcom.home.ne.jp>

【2004年9月10日 日本経済新聞(朝刊)】

囲碁王座戦(主催・日本経済新聞社)で、対局者の持ち時間が各3時間に短縮されることになった。国際棋戦で一般化している持ち時間3時間制を国内棋戦としていち早く導入し、「世界に通用する棋士が勝つ棋戦」との位置付けを明確にする。現在、囲碁王座戦の持ち時間は本戦トーナメントが4時間、五番勝負が5時間。対局環境の急変を避けるため3年がかりで移行し、2007年度(第55期)からともに3時間にする。

日本棋院の制度改革に伴い国内7大棋戦の予選は昨年から順次3時間に移行しているが、タイトルをかけた番勝負も含めて3時間にするのは初。国内では棋聖戦、名人戦、本因坊戦の七番勝負で2日制8時間を採用。1日制五番勝負は4時間ないし5時間。

囲碁世界王座戦などの国際棋戦で、最近は韓国、中国勢に比べ日本勢の不振が目立つが、原因の一つが3時間の対局に不慣れなこととされる。「国際棋戦で勝てる棋士を増やすためにも王座戦の持ち時間を3時間に」との日本経済新聞社の申し入れを日本棋院が了承、2004年9月9日に発表した。
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