Re: 棋聖、名人、本因坊の挑戦者の決め方 ( No.1 ) |
- 日時: 2006/11/04 14:25
- 名前: 囲碁データベース <igoigo@jcom.home.ne.jp>
- 現在、リーグ戦で挑戦者を決める棋戦は棋聖、名人、本因坊の3つ。これを三大棋戦という。リーグ戦で挑戦者を決める点は同じだが、挑戦者決定方法は少しずつ違う。
棋聖戦の挑戦者はどのように決めるのか 棋聖戦リーグはAリーグ6人、Bリーグ6人で構成され、リーグ内で総当たり戦を行う。一人5局対局してリーグ優勝者を決め、挑戦者は両リーグの優勝者同士の一番勝負(挑戦者決定戦)で決定する。リーグ戦は優勝争いも残留争いもプレーオフは行わない。同星の者が複数生じた場合はリーグ内序列が上位の者を優勝者となる。同星の序列同位者が複数の場合は、当該者同士の直接対決で勝利している者を優先する。また、リーグ下位の2人計4人が陥落し、リーグ戦のメンバーが入れ替わる。
名人戦の挑戦者はどのように決めるのか 名人戦リーグは9人で構成され、総当り戦で8局を戦い、勝星が一番多い者が挑戦者となる。同星の者が2人の場合はその2人で同率決戦(プレーオフ)を行う。同星の者が3人以上の場合は、序列上位の2人が同率決戦(プレーオフ)に参加する。また成績下位の3人が陥落し、リーグ戦のメンバーが入れ替わる。成績下位の順に陥落者を決めますが、同星の序列同位者が3人以上になった場合は、序列下位の2人が残留を賭けた同率決戦(残留戦)を行う。
本因坊戦の挑戦者はどのように決めるのか 本因坊戦リーグは8人で構成され、総当り戦で7局を戦い、勝星が一番多い者が挑戦者となる。同星の者が2人の場合はその2人で同率決戦(プレーオフ)を行う。同星の者が3人以上の場合は、序列上位の2人が同率決戦(プレーオフ)に参加する。また成績下位の4人が陥落し、リーグ戦のメンバーが入れ替わる。成績下位の順に陥落者を決めるが、同星の序列同位者が3人以上になった場合は、序列下位の2人が残留を賭けた同率決戦(残留戦)を行う。
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