Re: 人気の囲碁対局サイトの特徴 ( No.1 ) |
- 日時: 2003/03/08 19:48
- 名前: 囲碁データベース
- 囲碁サイトの最低必要機能は
(1)対局ソフトが簡単:対局ソフトが簡単に入手でき、簡単にセットアップでき、簡単な操作で使える。 (2)棋力が表示される:段級位認定または点数制があり、対局結果に応じて段級位、点数が変動する。 (3)棋譜が保存できる:自分の対局棋譜が保存でき、後で再生して検討することができる。
現在、日本にある約20の囲碁対局サイトは(1),(2),(3)を満たしている。開設当初(2)がなかった「Yahoo!JAPAN」も2004年秋に点数制による棋力表示が実現された。有料囲碁対局サイトでは無料期間中は(3)の機能がないという制限を設けているケースが多い。
人気囲碁サイトの特徴は (1)常時サーバに誰かいる:常時接続会員数が多い。サーバで対局相手を探す必要はなくすぐ対局できる。 (2)互先で対局できる:自分と同じ棋力の対局者が多く登録していて、いつでも互先で対局できる。 (3)対局者のマナーが良い:対局者のナマーが良い。エスケーパーや段級位詐称者がいない。
人気のある囲碁サイトは利用者の質が高いサイトということになる。囲碁対局サイトの管理人が常時サーバを監視し、ユーザの要望や不満に迅速に対応できている囲碁対局サイトは評判が良い。
人気の盛衰の傾向は、 (1)の欠落:「WING」が人気がなくなった理由は(1)の欠落。常時30数人が接続しているが対局に応じてくれる人が少ない。常連客に占拠され新客が入りづらい碁会所の様相となったためだ。 (2)の欠落:「WWGo」が人気がなくなった理由は(2)の欠落。自分と同じ棋力の対局者が少ないので、置き碁で打つことが多くなると、置く方も置かされる方も面白くなくなる。これが衰退の原因。 (3)の欠落:「パンダ(IGS)」がなかなか人気サイトにならない理由は(3)の欠落。欧米の囲碁ファンは無料で参加できるが、無料参加者の中にエスケーパーや段級位詐称者が多く、いやな思いをする場合が多い。
人気サイトの最大のキーワードは、無料ではなく、良質ということになりそうである。
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