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日本棋院の入段制度
日時: 2006/12/04 06:23
名前: プロ棋士   <igoigo@jcom.home.ne.jp>

日本棋院の入段制度を知りたい。
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Re: 日本棋院の入段制度 ( No.1 )
日時: 2006/12/03 08:04
名前: 囲碁データベース  <igoigo@jcom.home.ne.jp>

日本棋院では、院生上位者がオール互先(たがいせん)で総当りのリーグ戦を行い、毎年上位数名が入段する。

日本棋院の新入段者枠は、遇数年度(2006年度、2008年度など)は5人、奇数年度(2007年度、2009年度など)は6人である。採用試験は年4回あり、夏季採用試験(7月)で1人入段し、冬季採用試験(11月)で2人入段する。他に、女流特別採用枠で1人(12月実施)、関西総本部・中部総本部合同採用枠で1人ないし2人(1月実施)が採用される。

夏季採用試験は4月から6月まで東京本院の院生研修上位者10人でリーグ戦=本戦を行い、本戦リーグの第1位者が東京本院棋士として採用される。

冬季採用試験は、まず9月に院生研修11位〜20位の10人と外来受験者20人の計30人でリーグ戦=合同予選を行い、上位6人が本戦への出場資格を得る。続いて10月から11月まで院生研修上位者10人と合同予選通過者6人の計16人でリーグ戦=本戦を行い、本戦リーグの第1位者と第2位者の2人が東京本院棋士として採用される。

女流特別採用試験は、まず12月に冬季採用試験本戦に参加しない院生上位の6人と冬季採用試験本戦に参加しない外来受験者9人の計15人でリーグ戦=合同予選を行い、上位6人が本戦への出場資格を得る。続いて1月に合同予選通過者6人と関西総本部推薦者1人の計7人でリーグ戦=本戦を行い、本戦リーグの第1位者が女流特別として採用される。

関西総本部・中部総本部合同採用試験は、1月に関西総本部の院生研修上位2人と中部総本部院生研修上位2人でリーグ戦を行い、第1位者が関西・中部合同枠として採用される。ただし西暦で遇数年は合同採用試験はおこなわれず、関西総本部院生研修の第1位者と中部総本部院生研修の第1位者の2人が合格となる。
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