Re: どうやったら強くなるのですか ( No.1 ) |
- 日時: 2008/02/24 14:28
- 名前: 囲碁データベース <igoigo@jcom.home.ne.jp>
- プロ棋士を目指す子供たちが行っている勉強は「棋譜並べ」「詰碁」「実戦」の3つです。むかし木谷道場では、朝起きると約1時間「棋譜並べ」をして学校に行き、学校の休み時間には「詰碁」問題を解き、学校から帰ってくると子供たち同士で「実戦」を繰り返したそうです。現在の緑星学園でも同じような勉強方法のようです。
プロ棋士の棋譜を並べる「棋譜並べ」は勉強になる。「棋譜並べ」用の棋譜は「月刊碁ワールド」や「囲碁未来」に掲載されている。大抵は2譜に分かれており、第1譜が1手〜100手まで、第2譜が101手〜最終手までとなっており、簡単なポイント解説がある。
「棋譜並べ」は3回並べると勉強になる。初めて並べるときはどれくらい時間が掛かるかを確認してみるとよい。「棋譜並べ」で掛かった時間でその人の棋力がわかる。「月刊碁ワールド」や「囲碁未来」には「30分で初段」などと目安が記載されているので、それを参考にするとよい。2回目に並べるときは、ポイント解説と見比べながら、勝った棋士の決め手となった手や考え方を理解するようにする。特にプロ棋士の考え方(一局の運営方法)が勉強になる。3回目は負けた棋士の立場で並べてみるとよい。局面全体を見ながらなぜ返し手が打てなかったかをチェックして見るとよい。
「棋譜並べ」は、プロ棋士の考え方(一局の運営方法)の勉強になる。是非とも週1回は「棋譜並べ」をすることをお勧めする。
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