日本放送協会。1954年開始。当初はラジオ放送、1963年(第10期)からテレビ放送。第1‐13期までは8人制、第14‐24期までは16人制、第25‐28期までは26人制、第29期から50人制のトーナメント方式。賞金額500万円。決勝戦は1番勝負。持ち時間なし。一手30秒で10回の考慮時間(1回1分)。この杯戦の優勝者、準優勝者はアジア囲碁選手権戦への出場権を得る。
期 | 年 | 優勝者 | コメント |
69 | 2022 | 一力遼九段(24) |
(3月13日放送)決勝戦が行われた。 一力遼九段(24)○−●高尾紳路九段(45), W+0.5 (253手) |
68 | 2021 | 一力遼九段(天元・碁聖)(23) |
(3月21日放送)決勝戦が行われた。 一力遼天元・碁聖(23)○−●余正麒八段(25), B+R (233手) |
67 | 2020 | 井山裕太九段(30) |
(3月22日放送)決勝戦が行われた。 一力遼NHK杯(22)●−○井山裕太棋聖・本因坊・天元(30), W+R |
66 | 2019 | 一力遼八段(21) |
(3月24日放送)決勝戦が行われた。 NHK杯・井山裕太九段(29)●−○一力遼八段(21) |
65 | 2018 | 井山裕太九段(28) |
(3月18日放送)決勝戦が行われ、井山裕太九段(28)(棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段)が優勝した。 井山裕太九段(28)○−●志田達哉七段(27), B+0.5 |
64 | 2017 | 井山裕太九段(27) |
(3月19日放送)決勝戦が行われ、井山裕太九段(27)(棋聖、本因坊、王座、天元、碁聖、十段)が一力遼七段(19)を白番中押し勝ちで下し、優勝した。 |
63 | 2016 | 張栩九段(36) |
(3月20日放送)決勝戦が行われ、張栩九段(36)が寺山怜四段(25)に211手まで黒番中押し勝ちで下し、優勝した。 |
62 | 2015 | 伊田篤史八段(21) |
(3月15日放送)決勝戦が行われ、伊田篤史八段(21)が一力遼七段(17)に257手まで黒番中押し勝ちで下し、史上最年少で優勝した。 |
61 | 2014 | 結城聡九段(42) |
(3月23日放送)決勝戦が行われ、結城聡九段(42)が河野臨九段(33)を下し、5度目の優勝をした。 |
60 | 2013 | 結城聡九段(41) |
(3月24日放送)決勝戦が行われ、結城聡九段(41)が井山裕太九段(23)を下し、4度目の優勝をした。 (3月17日放送)準決勝戦第2局が行われた。 結城聡九段(41)○−●山田規三生九段(40) (3月10日放送)準決勝戦第1局が行われる。 井山裕太九段(23)○−●河野臨九段(32) →棋譜(JAVA形式) |
59 | 2012 | 結城聡九段(40) |
(3月18日放送)決勝戦が行われ、結城聡九段(40)が羽根直樹九段(35)を250手白番5目半勝ちで下し、3度目の優勝をした。 |
58 | 2011 | 山田規三生九段(38) |
(3月27日放送)決勝戦が行われ、山田規三生九段(38)が依田紀基九段(45)を283手黒番6目半勝ちで下し、優勝した。 |
57 | 2010 | 結城聡九段(38) |
(3月21日放送)決勝戦が行われ、結城聡九段(38)が連続優勝した。 結城聡九段(38)○−●井山裕太九段(20):229手黒番3目半勝ち |
56 | 2009 | 結城聡九段 |
(3月29日放送)決勝戦が行われ、結城聡九段が初優勝した。 結城聡九段○−●武宮正樹九段 (3月22日放送)準決勝戦第2局が行われた。 武宮正樹九段○−●加藤充志八段:黒番3目半勝ち (3月15日放送)準決勝戦第1局が行われた。 結城聡九段○−●蘇耀国八段:黒番中押勝ち |
55 | 2008 | 張栩九段 |
(3月23日放送)決勝戦は張栩九段が趙治勲九段を260手まで黒番半目勝ちで下し、優勝した。
→棋譜(JAVA形式) from 棋聖道場 (3月9日放送)準決勝戦第2局は趙治勲九段が山下敬吾九段を下した。 (3月2日放送)準決勝戦第1局は張栩九段が坂井秀至七段を下した。 |
54 | 2007 | 趙治勲九段 |
(3月18日放送)決勝戦は趙治勲九段が結城聡九段を黒番3目半勝ちで下し、優勝した。 (3月11日放送)準決勝戦第2局は趙治勲九段が依田紀基九段を226手まで白番中押勝ちで下した。 (3月4日放送)準決勝戦第1局は結城聡九段が趙善津九段を213手まで黒番中押勝ちで下した。 (2006年3月13日収録)第1回戦で黒番の中野泰宏九段は盤面で10目以上黒が良い局面でダメヅマリに自ら突っ込み黒5子を捕られ、投了した。相手は石田芳夫九段。 |
53 | 2006 | 羽根直樹九段 |
(3月19日放送)決勝戦は羽根直樹九段が今村俊也九段を下し、初優勝した。 (3月12日放送)準決勝戦第2局は今村俊也九段が森山直棋九段を267手まで黒番3目半勝ちで下した。 (3月5日放送)準決勝戦第1局は張栩九段が今村善彰八段を黒番中押勝ちで下した。 |
52 | 2005 | 張栩九段 |
(3月20日放送)決勝戦は張栩九段が依田紀基九段を232手まで白番中押勝ちで下し、優勝した。 (3月13日放送)準決勝戦第2局は依田紀基九段が趙治勲九段を244手まで白番5目半勝ちで下した。 (3月6日放送)準決勝戦第1局は張栩九段が淡路修三九段を154手まで白番中押勝ちで下した。 井山裕太が初出場。15歳10か月での初出場は最年少記録。 |
51 | 2004 | 小林光一九段 |
(3月21日放送)決勝戦は小林光一九段が趙治勲九段を252手まで黒番3目半勝ちで下し、優勝した。18年ぶり2回目の優勝となる。
→棋譜(JAVA形式) from 韓国棋院 (3月14日放送)準決勝戦第2局は小林光一九段が小松英樹九段を下した。 (3月7日放送)準決勝戦第1局は趙治勲九段が高尾紳路八段を264手まで白番2目半勝ちで下した。 |
50 | 2003 | 三村智保九段 |
(3月23日放送)決勝戦は三村智保九段が王立誠九段を白番中押勝ちで下し、初優勝した。 (3月16日放送)準決勝戦第2局は王立誠九段が趙治勲九段を黒番3目半勝ちで下した。 (3月9日放送)準決勝戦第1局は三村智保九段が小松英樹九段を白番中押勝ちで下した。 |
49 | 2002 | 張栩七段 |
(3月17日放送)決勝戦は張栩七段が羽根直樹八段を165手まで黒番中押勝ちで下し、初優勝(初出場、最年少)した。 (3月10日放送)準決勝戦第2局は羽根直樹八段が今村俊也九段を黒番中押勝ちで下した。 (3月3日放送)準決勝戦第1局は張栩七段が加藤正夫九段を225手まで黒番中押勝ちで下した。 |
48 | 2001 | 石田芳夫九段 |
(3月11日放送)決勝戦は石田芳夫九段が趙治勲九段を292手まで黒番2目半勝ちで下し、11年ぶり三度目の優勝を果した。 (3月4日放送)準決勝戦第2局は趙治勲九段が小林光一九段を178手まで白番中押勝ちで下した。 (2月25日放送)準決勝戦第1局は石田芳夫九段が柳時熏七段を223手まで白番10目半勝ちで下した。 |
47 | 2000 | 依田紀基九段 |
(3月26日放送)決勝戦は依田紀基九段が今村俊也九段を303手まで白番7目半勝で下し、優勝した。三連覇。 (3月19日放送)準決勝戦第2局は依田紀基九段が清成哲也九段を白番2目半勝ちで下した。 (3月12日放送)準決勝戦第1局は今村俊也九段が柳時熏七段を白番中押勝ちで下した。 |
46 | 1999 | 依田紀基九段 |
(4月4日放送)決勝戦は依田紀基九段が東野弘昭九段を237手までで黒番中押勝ちで下し、優勝した。 |
45 | 1998 | 依田紀基九段 | (3月15日)決勝戦は依田紀基九段が本田邦久九段を下した。3度目の優勝。 |
44 | 1997 | 王立誠九段 | (3月16日)決勝戦は王立誠九段が小林光一九段を下した。初優勝。 |
43 | 1996 | 趙治勲九段 | (3月3日)決勝戦は趙治勲九段が小林覚九段を下した。 |
42 | 1995 | 小林覚九段 | (3月)決勝戦は小林覚九段が清成哲也九段を下した。 |
41 | 1994 | 大竹英雄九段 | (3月20日放送)決勝戦は大竹英雄九段が加藤正夫九段を下した。19年ぶり。通算5回目。 |
40 | 1993 | 依田紀基八段 | (3月20日放送)決勝戦は依田紀基八段が加藤正夫九段を下した。 |
39 | 1992 | 趙治勲九段 |
趙治勲九段が王立誠九段を下した。 |
38 | 1991 | 依田紀基八段 |
決勝戦は依田紀基八段が王銘宛八段を下した。 |
37 | 1990 | 石田芳夫九段 | 石田芳夫九段が大竹英雄九段を下した。 |
36 | 1989 | 武宮正樹九段 | 武宮正樹九段が小林覚九段を下した。 |
35 | 1988 | 加藤正夫九段 | 加藤正夫九段が王立誠八段を下した。 |
34 | 1987 | 石田芳夫九段 | 石田芳夫九段が林海峰九段を下した。 |
33 | 1986 | 小林光一九段 | 小林光一九段が武宮正樹九段を下した。初優勝。 |
32 | 1985 | 橋本昌二九段 | 橋本昌二九段が石田芳夫九段を下した。 |
31 | 1984 | 本田邦久九段 | 本田邦久九段が武宮正樹九段を下した。 |
30 | 1983 | 趙治勲九段 | 趙治勲九段が大竹英雄九段を下した。 |
29 | 1982 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が杉内雅男九段を下した。 |
28 | 1981 | 藤沢秀行九段 |
(3月2日)決勝は藤沢秀行九段が高木祥一八段を下し、優勝した。 (2月)準決勝:藤沢秀行九段 ○ー● 羽根泰正:黒番中押勝ち (2月)準決勝:高木祥一八段 ○ー● 石田芳夫九段:白番3目半勝ち |
27 | 1980 | 橋本昌二九段 | 橋本昌二九段が趙治勲八段を下した。 |
26 | 1979 | 東野弘昭九段 | (3月18日)東野弘昭九段が高木祥一八段を下した。 |
25 | 1978 | 林海峰九段 | 林海峰九段が大平修三九段を下した。 |
24 | 1977 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が武宮正樹八段を下した。 |
23 | 1976 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が呉清源九段を下した。 |
22 | 1975 | 大竹英雄九段 |
大竹英雄九段が武宮正樹七段を下した。 大竹英雄九段は通算4回目の優勝。 |
21 | 1974 | 林海峰九段 | 林海峰九段が加藤正夫八段を下した。 |
20 | 1973 | 大竹英雄九段 | 大竹英雄九段が橋本昌二九段を下した。 |
19 | 1972 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が大竹英雄九段を下した。 |
18 | 1971 | 大竹英雄九段 | 大竹英雄九段が石田芳夫七段を下した。 |
17 | 1970 | 林海峰九段 | 林海峰九段が坂田栄男九段を下した。 |
16 | 1969 | 藤沢秀行九段 | 藤沢秀行九段が藤沢朋斎九段を下した。 |
15 | 1968 | 大竹英雄八段 | 大竹英雄八段が橋本昌二九段を下した。 |
14 | 1967 | 橋本昌二九段 | 橋本昌二九段が藤沢朋斎九段を下した。 |
13 | 1966 | 高川秀格九段 | 高川秀格九段が藤沢秀行九段を下した。 |
12 | 1965 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が宮下秀洋九段を下した。 |
11 | 1964 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が藤沢秀行九段を下した。 |
10 | 1963 | 橋本宇太郎九段 | 橋本宇太郎九段が藤沢秀行八段を下した。 |
9 | 1962 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が橋本宇太郎九段を下した。 |
8 | 1961 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が木谷実九段を下した。 |
7 | 1960 | 木谷実九段 | 木谷実九段が藤沢朋斎九段を下した。 |
6 | 1959 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が高川秀格九段を下した。 |
5 | 1958 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が木谷実九段を下した。 |
4 | 1957 | 坂田栄男九段 | 坂田栄男九段が藤沢朋斎九段を下した。 |
3 | 1956 | 橋本宇太郎九段 | 橋本宇太郎九段が坂田栄男九段を下した。 |
2 | 1955 | 岩本薫八段 | 岩本薫八段が藤沢朋斎九段を下した。 |
1 | 1954 | 島村利博八段 | (1月30日)島村利博八段が高川秀格七段を下した。 |