NEC杯・日中スーパー碁
China-Japan Super match

日本棋院、中国囲碁協会、週刊碁、新体育雑誌社主催。NECグループ協賛。朝日新聞社後援。1985年創設。1996年11回をもって幕を閉じた。通算成績は中国の7勝4敗。毎年3月から12月にかけて開催されていた。資料

優勝者 コメント
11 1996 中国 中国が7勝2敗で優勝した。
(96年12月)日本は羽根直樹五段が2勝をあげたものの、常昊七段に6人抜きを食らい大将の大竹英雄九段も負け、7勝2敗で中国が勝った。中国は劉小光九段、張文東、曹大元、馬暁春を残した。通算成績は日本の4勝7敗になった。
(3月30日、4月1日)第11回日中スーパー碁が開始された。
(9) 大竹英雄九段●−○常昊七段:中押し
(8) 小林覚九段●−○常昊七段:1目半
(7) 依田紀基●−○常昊七段:4目半
(6) 柳時熏●−○常昊七段:中押し
(5) 王立誠●−○常昊七段:中押し
(4) 羽根直樹六段●−○常昊七段:2目半
(3) 羽根直樹六段○−●王磊六段:5目半
(2) 羽根直樹六段○−●豊雲八段:中押し
(1) 西田栄美●−○豊雲八段:中押し
10 1996 中国 中国が7勝5敗で優勝した。通算成績は日本の4勝6敗になった。
(1995年3月〜12月)日本は加藤朋子女流名人、三村智保新人王、森田道博七段、柳時熏天元、小林覚棋聖、林海峰九段、大竹英雄九段。中国は華学明七段、常昊六段、兪斌九段、劉小光九段、曹大元九段、馬暁春九段、聶衛平九段。常昊六段の5連勝で中国が優勝。
(12) 大竹英雄九段●−○馬暁春九段
(11) 大竹英雄九段○−●曹大元九段
(10) 大竹英雄九段○−●劉小光九段
(9) 大竹英雄九段○−●兪斌九段
(8) 大竹英雄九段○−●常昊六段:黒中押し
(7) 林海峰九段●−○常昊六段:白中押し
(6) 小林覚九段●−○常昊六段:白中押し
(5) 柳時熏七段●−○常昊六段:白中押し
(4) 森田道博七段●−○常昊六段:白中押し
(3)6/1 三村智保七段●−○常昊六段:白中押し
(2)4/19 三村智保七段○−●華学明七段:白中押し
(1)4/17 加藤朋子四段●−○華学明七段:白中押し
9 1994 中国 中国が6勝3敗で優勝した。
通算成績は4勝4敗の五分で迎えた。3月23日日本棋院で第1戦が行われた。中国は常昊五段(17歳)、劉小光九段(34歳)、曹大元九段、陳臨新九段、馬暁春九段、聶衛平九段の出場順で臨む。日本は山田規三生六段(21歳)、小松英樹八段、依田紀基九段、山城宏九段、片岡聡九段、加藤正夫王座の順。
(9)12/24加藤正夫九段●−○曹大元九段:白2目半勝ち
(8)10/30片岡聡九段●−○曹大元九段:黒中押し勝ち
(7)10/28山城宏九段●−○曹大元九段:白2目半勝ち
(6)8/1 山城宏九段○−●陳臨新九段:白4目半勝ち
(5)7/30 山城宏九段○−●劉小光九段:273手まで黒3目半勝ち
(4)4/29 依田紀基九段●−○劉小光九段:183手まで黒中押し勝ち
(3)4/27 小松英樹八段●−○劉小光九段:180手まで白中押し勝ち
(2)3/25 山田規三生六段●−○劉小光九段:黒10目半勝ち
(1)3/23 山田規三生六段○−●常昊五段:201手まで黒中押し勝ち
8 1994 日本 日本が7勝3敗で優勝した。
(1993年5月〜12月)日本は加藤充志(19)、小松英樹ら若手のガンバリで中国を追いつめ、小松英樹が聶 衛平に敗れたものの、依田紀基が聶を破って終了した。日本は山城宏、淡路修三、武宮正樹の三人を残して日本の完勝であった。通算成績も4勝4敗の五分になった。
(10)12/8 依田紀基九段○−●聶衛平九段
(9)12/6 小松英樹八段●−○聶衛平九段
(8)11/14小松英樹八段○−●馬暁春九段:黒番3目半勝ち
(7)11/12小松英樹八段○−●陳臨新九段:白番中押勝ち
(6)8/26 結城聡八段●−○陳臨新九段:白番1目半勝ち
(5)8/24 加藤充志四段●−○陳臨新九段:黒番中押勝ち
(4)7/21 加藤充志四段○−●張文東九段:黒番11目半勝ち
(3)7/19 加藤充志四段○−●汪見虹八段:白番2目半勝ち
(2)6/2 加藤充志四段○−●邵偉剛五段:黒番3目半勝ち
(1)5/31 加藤充志四段○−●周鶴洋四段:白番中押勝ち
7 1993 日本 日本が7勝5敗で優勝した。
(1992年4月〜1993年5月)淡路修三の活躍で主将の大竹英雄を残して日本が勝った。
(12)5/10 淡路修三九段○−●聶衛平九段
(11)3/18 淡路修三九段○−●馬暁春九段
(10)3/16 片岡聡九段●−○<馬暁春九段
(9)2/4 山城宏九段●−○馬暁春九段
(8)2/2 小林覚九段●−○馬暁春九段
(7)11/28小林覚九段○−●兪斌九段
(6)11/26依田紀基八段●−○兪斌九段
(5)7/23 依田紀基八段○−●張文東八段
(4)7/21 依田紀基八段○−●鄭弘七段
(3)5/29 小松英樹八段●−○鄭弘七段
(2)5/27 小松英樹八段○−●呉肇毅七段
(1)4/1 小松英樹八段○−●劉菁四段
6 1992 日本 日本が8勝7敗で優勝した。
(15)加藤正夫九段○−●聶衛平九段
(14)羽根泰正九段●−○聶衛平九段
(13)小林覚九段●−○聶衛平九段
(12)小林覚九段○−●劉小光九段
(11)小林覚九段○−●兪斌九段
(10)淡路修三九段●−○兪斌九段
(9)淡路修三九段○−●陳臨新八段
(8)淡路修三九段○−●張文東七段
(7)片岡聡九段●−○張文東七段
(6)片岡聡九段○−●梁偉棠七段
(5)片岡聡九段○−●廖桂永八段
(4)片岡聡九段○−●鄭弘六段
(3)依田紀基八段●−○鄭弘六段
(2)小県真樹七段●−○鄭弘六段
(1)小松英樹七段●−○鄭弘六段
5 1990 中国 中国が8勝3敗で優勝した。NEC杯となる。中国は、江鋳久、劉小光、馬暁春、聶衛平を残した。
(11)武宮正樹九段●−○銭宇平九段
(10)坂田栄男名誉本因坊●−○銭宇平九段
(9)坂田栄男名誉本因坊○−●兪斌八段
(8)石田芳夫九段●−○兪斌八段
(7)山城宏九段●−○兪斌八段
(6)山城宏九段○−●張文東七段
(5)大平修三九段●−○張文東七段
(4)羽根泰正九段●−○張文東七段
(3)苑田勇一九段●−○張文東七段
(2)苑田勇一九段○−●揚士海三段
(1)依田紀基七段●−○揚士海三段
4 1988 日本 日本がが7勝2敗で優勝した。
依田紀基や羽根泰正の活躍で日本が勝った。白石裕、大平修三、山城宏、武宮正樹を残した。
(9)羽根泰正九段○−●聶衛平九段
(8)淡路修三九段●−○聶衛平九段
(7)依田紀基七段●−○聶衛平九段
(6)依田紀基七段○−●馬暁春九段
(5)依田紀基七段○−●江鋳久九段
(4)依田紀基七段○−●劉小光九段
(3)依田紀基七段○−●王群八段
(2)依田紀基七段○−●陳臨新八段
(1)依田紀基七段○−●兪斌七段
3 1987 中国 中国が9勝8敗で優勝した。山城宏九段が6連勝するが、最後は加藤正夫九段が聶衛平九段に敗れ、中国の勝ち。資料
(1988年3月14日)(17)加藤正夫九段●−○聶衛平九段

(16)加藤正夫九段○−●馬暁春九段
(15)武宮正樹九段●−○馬暁春九段

(14)山城宏九段●−○馬暁春九段
(13)山城宏九段○−●曹大元九段
(12)山城宏九段○−●江鋳久九段
(11)山城宏九段○−●?廼偉八段
(10)山城宏九段○−●銭宇平八段
(9)山城宏九段○−●王群八段
(8)大平修三九段●−○王群八段
(7)大平修三九段○−●劉小光八段
(6)工藤紀夫九段●−○劉小光八段
(5)小林覚九段●−○劉小光八段
(4)石井邦夫九段●−○劉小光八段
(3)宮沢吾朗七段●−○劉小光八段
(2)宮沢吾朗七段○−●楊暉七段
(1)小川誠子四段●−○楊暉七段
2 1986 中国 中国が9勝8敗で優勝した。「週刊碁」が主催した。
(1987年4月)最終戦は双方主将同士の対戦になり、聶衛平九段が大竹英雄九段を破って中国が勝った。中国はこれで、1985年の第1回に続いて第2回戦も制し2連勝。聶九段の活躍が大きい。
(1987年4月)武宮正樹本因坊(日本・副将)対聶衛平九段(中国・大将)戦は、このほど中国の北京で打たれ、聶九段が白番中押しで勝った。聶九段は四人抜き、この結果、決着は大将同士の決戦に持ち込まれた。
(17)大竹英雄九段●−○聶衛平九段
(16)武宮正樹九段●−○聶衛平九段
(15)酒井猛九段●−○聶衛平九段
(14)山城宏九段●−○聶衛平九段
(13)片岡聡八段●−○聶衛平九段
(12) 片岡聡八段○−●馬暁春九段
(11)小林覚八段●−○馬暁春九段
(10)小林覚八段○−●劉小光八段
(9)小林覚八段○−●江鋳久八段
(8)小林覚八段○−●曹大元八段
(7)小林覚八段○−●邵震中七段
(6)小林覚八段○−●銭宇平七段
(5)今村俊也七段●−○銭宇平七段
(4)今村俊也七段○−●張旋六段
(3)今村俊也七段○−●内廼偉七段
(2)森田道博四段●−○内廼偉七段
(1)楠光子七段●−○内廼偉七段
1 1985 中国 中国が8勝7敗で優勝した。
(1984年10月16日-1985年11月20日)小林光一九段が6連勝するが、聶衛平九段が小林光一、加藤正夫、最終戦で藤沢秀行九段を破って優勝した。敗北の責任をとって依田紀基六段、小林光一九段、加藤正夫九段、藤沢秀行九段は坊主になった。第1回は「囲碁クラブ」主催だった。
(15)藤沢秀行九段●−○聶衛平九段
(14)加藤正夫九段●−○聶衛平九段
(13)小林光一九段●−○聶衛平九段
(12)小林光一九段○−●馬暁春九段
(11)小林光一九段○−●劉小光八段
(10)小林光一九段○−●曹大元八段
(9)小林光一九段○−●銭宇平六段
(8)小林光一九段○−●邵震中七段
(7)小林光一九段○−●江鋳久七段
(6)石田章九段●−○江鋳久七段
(5)片岡聡七段●−○江鋳久七段
(4)淡路修三九段●−○江鋳久七段
(3)小林覚八段●−○江鋳久七段
(2)依田紀基五段●−○江鋳久七段
(1)依田紀基五段○−●汪見虹六段

最終更新日: 1997年5月18日