「囲碁春秋」1937年〜1974年。創刊当時は安永一主幹の下、野上彰、田岡敬一らの強力スタッフが集い、碁界に新風を巻き起こした。創刊は昭和12年で、おりしも本因坊秀哉名人の引退碁の挑戦者決定戦が行われていた。主催新聞社の広告が裏表紙を飾り、倉田百三（作家）の寄稿あり、呉浣(呉清源の兄)の消息の記事ありと内容充実。