朝日新聞主催。アマチュアの人気投票によって本戦シードを決める棋戦。20人(うち16人はファン投票)の棋士でトーナメント戦を行う。挑戦手合は5番勝負(6期までは3番勝負)。1964年(昭和39年)から1975年(昭和50年)まで12期行われた。前身は最高位決定戦。
朝日新聞が名人戦を主催することになり終了した。
期 | 年 | 優勝者 | コメント |
12 | 1975 | 趙治勲六段(18) | (5月1日)決勝戦は趙治勲六段(18)が加藤正夫八段を3勝0敗で下した。新聞棋戦史上最年少(18歳)での優勝となる。 |
11 | 1974 | 林海峰九段 | 決勝戦は林海峰九段が武宮正樹七段を3勝0敗で下した。 |
10 | 1973 | 林海峰九段 | 決勝戦は林海峰九段が橋本宇太郎九段を3勝1敗で下した。 |
9 | 1972 | 石田芳夫七段 | 決勝戦は石田芳夫七段が岩田達明九段を3勝1敗で下した。 |
8 | 1971 | 石田芳夫七段 |
決勝戦は石田芳夫七段が梶原武雄九段を3勝2敗で下した。 (1971年6月29日)5番勝負第3局(東京「富田」)は梶原武雄九段が石田芳夫七段(22)を反則勝ちで下した。2連勝の石田七段は梶原九段のコウ取りにコウダテを打たずにコウを取り返してしまった。タイトル戦史上初の反則負けとなった。 |
7 | 1970 | 橋本宇太郎九段 | 決勝戦は橋本宇太郎九段(63)が加藤正夫六段(23)を3勝0敗で下した。年齢差40歳は史上もっとも年齢が離れた対決。 |
6 | 1969 | 坂田栄男九段 | 決勝戦は坂田栄男九段が林海峰九段を2勝0敗で下した。 |
5 | 1968 | 藤沢秀行九段 | 決勝戦は藤沢秀行九段が坂田栄男九段を2勝1敗で下した。 |
4 | 1967 | 坂田栄男九段 | 決勝戦は坂田栄男九段が高川格九段を2勝0敗で下した。 |
3 | 1966 | 林海峰八段 | 決勝戦は林海峰八段が高川格九段を2勝0敗で下した。 |
2 | 1965 | 藤沢秀行九段 | 決勝戦は藤沢秀行九段が高川格九段を2勝1敗で下した。 |
1 | 1964 | 坂田栄男九段 |
(4月11日)決勝戦は坂田栄男九段が高川格九段を2勝0敗で下した。 ファン投票の結果は以下の通りだった。 @坂田栄男 3676票 A高川格 3519票 B木谷実 3287票 C藤沢秀行 3242票 D橋本宇太郎 2917票 E橋本昌二 2598票 F藤沢朋斎 2551票 G林海峰 2545票 H大竹英雄 1809票 I半田道玄 1422票 |